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2011年3月 1日 (火)

イーフロンティア Slingbox PRO-HDを使ってみた。

ひと頃からテレビ(地上波)がつまらなく感じたのでスカパー!HD(衛星放送)を契約しています。スカパーで放送される番組は独自の世界観があり興味は尽きません。そんなスカパーも不満があります。

不満とは、例えば一人暮らしの人でも2部屋でスカパーを観たい場合は「チューナー x 2台、スカパー契約 x 2契約」必要です。ランニングコストが痛いばかりか、結局チューナが置いてある部屋でしか視聴できません。

どうすれば場所を問わずスカパーを視聴できるか?その答えが今回紹介する「イーフロンティア Slingbox PRO-HD」です。(2011年2月10日発売)

[イーフロンティア Slingbox PRO-HD]
http://www.slingbox.jp/

Sslingboxfront

<製品仕様>
重量(本体):1.8kg、ネットワーク:10/100Base-TX イーサネット端子(RJ-45)、電源:5V/4A、表示ランプ:ステータスランプ ネットワーク接続ランプ 電源ランプ、映像出力: 最大1080i(コンポーネントケーブル接続時)、音声出力:2チャンネルステレオ、テレビチューナー:アナログNTSC対応(※サポート無)、入力端子:RCA音声端子(左右)、S/PDIFデジタル音声端子、コンポーネント(ビデオ)端子、コンポジット(ビデオ)端子、S端子、アンテナ端子、出力端子:RCA音声端子(左右)、S/PDIFデジタル音声端子、コンポーネント(ビデオ)端子、コンポジット(ビデオ)端子、S端子、アンテナ端子、リモコン操作: IR(赤外線)発光端子


同梱物:Slingbox(本体)/ユーザーガイド/保証書/ステレオオーディオケーブル/コンポジットAVケーブル/Sビデオケーブル/コンポーネントケーブル/アンテナケーブル/電源アダプター/赤外線リモコンケーブル/LAN(ネットワーク)ケーブル ※先行販売版ではD端子からコンポーネント端子への変換ケーブルを別途添付

Slingbox PRO-HDの特徴は

  • 視聴に対応した機器が多くある。
    (Windows/MacOSを搭載したPC端末や iPhone, iPad, Android等)
  • LAN環境およびインターネット経由での視聴が可能
  • HD画質に対応 (D4端子 1080iまで)
  • 回線速度に応じた画質の最適化処理

接続方法も簡単でテレビとチューナーの間に Slingboxを挟んでやるイメージで、あとストリーミング用に LANケーブルを結線するだけです。(下記図)

Sprohd_illust_04
※公式HPより引用

元々は米国Sling Media社が 2008年8月頃から販売を始めた製品で、日本に上陸するまでに3年近くかかりました。恐らく3年の月日の間に大きな不具合は解消されている模様です。(一部の不具合については後述)

Slingbox PRO-HDの使用感ですが、もう『病みつき状態』ですねw
無線LANの電波が届く部屋であれば、どこでもスカパーが視聴できるようになりました。あと、iPhone/iPadアプリの SlingPlayer Mobileですが、3G回線でも視聴できるのもポイント高いです。

[iPhone用 SlingPlayer Mobile -- iTunes App Store]
http://itunes.apple.com/jp/app/slingplayer-mobile/id309280605?mt=8
Sslingplayer1

PC端末(Windows)+自宅LAN環境での画質は「テレビとチューナーを直接接続した時とほとんど変わらない」品質で視聴できます。

ちなみに iPhoneアプリ(SlingPlayer Mobile)を使っての視聴ですが、画質は YouTube程度になります。当然、3G回線より WiFiの方が映像(画質)は安定します。

大変、美味しくいただいている Slingbox PRO-HDもいくつか注意点があります。

  1. HDMI非対応
    現行 Apple TVのように「HDMI出力のみ」の機器は接続できません。
    購入前に Slingboxと接続する機器の接続端子を確認しましょう。
     ・映像側:コンポーネント/コンポジット/S端子
     ・音声側:アナログ/デジタル(※RCA端子)
    Sslingboxback2
    入力/出力端子が合えば「地デジチューナー」や「HDDレコーダー」でも接続可能です。もしチューナー側がD端子である場合は[D端子-コンポーネント変換ケーブル]で代用可能です。

    [ELECOM D端子/コンポーネント・RGBビデオケーブル]
    http://www2.elecom.co.jp/avd/cable/DH-DC/index.asp

    Sdhdc10_01_2

  2. 適合リモコン
    割と多くのリモコンに対応していると思いますが、リモコンの対応状況を確認しておいた方が良いです。リモートで機器の操作できないのはツライと思います。

    [対応リモコンリスト]
    http://www.slingbox.jp/support/remotelist.html

  3. β版のリモコン学習機能
    上記「対応リモコンリスト」の対象外でも、Slingboxには「学習リモコン機能」があります。ただし、学習リモコン機能はβ版ということもあってか「学習できないキー」「認識されないキー」が多数存在します。(スカパー:SP-HR200Hでは学習できても全く認識せず。2011/3/1現在)

    メーカー曰く「リモコン学習機能はベータ版として用意されており、本機能のサポートは行っておりません。」という対応なので、非対応リモコンを使いたい方は「対応されるまで待つ」or「自分で何とかする!」など心構え?が必要です。

  4. UPnP非対応ルータに注意
    外出先から自宅の Slingboxへアクセスするためにはルータ側の設定が必要ですが、Slingboxは「UPnP対応」のためルーター側もUPnP対応であれば、面倒な設定は不要です。(SlingboxをLAN接続するだけ)

    UPnP非対応のルータの場合、デフォルトで 5001番ポートが開放されている必要があります。ネットワーク設定に自信がない方は UPnP対応ルータを用意することをオススメします。

★次回は「機能面・使い勝手」などを記事にしたいと思います。

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