SONY ウォークマン NW-A857を使ってみた。
所有している iPhone 4は 32GBモデルなのですが、最近のアプリは大型化しているので iPhoneの空き容量は不足ぎみです。
使っている iPhoneアプリを削除するわけにも行かず、使用量の内訳を見ると「音楽や動画コンテンツ」を別の場所へ移すのが良さそうです。そこで iPodやウォークマンを物色してみました。
先に結論というか購入した製品を紹介しておきますね。
[SONY ウォークマン Aシリーズ <メモリータイプ> 64GB NW-A857] (公式ページ) ![]() ![]() |
以前から「iPodよりウォークマンの方が音が良い」というウワサを聞いていたので、真偽を確かめるためにもウォークマンにしました。
NW-A857の製品特徴はいろいろあるのですが、魅力に感じた部分を抜粋して紹介します。
- iTunesで作成したファイルを「ドラッグ&ドロップ」転送
- デジタルアンプ「S-Master」搭載
- デジタルノイズキャンセリング機能
- 各種の高音質化技術
特に「ドラッグ&ドロップ」機能は『iPod(やiPhone)を使っていて、ウォークマンには興味はあるけど移行が大変。。。』と迷っている方には朗報だと思います。
iTunesでエンコードした音楽データをウォークマンのMUSICフォルダへドラッグ&ドロップするだけでウォークマンへの転送は完了です。そのまま再生できるので、iPhone(のiPod機能)と聞き比べしやすいです。専用アプリ(x-アプリ)を経由しなくて良いのでPCのスペックを意識する必要はありません。扱い方はUSBメモリと同じですね。この仕組みはSシリーズ、Eシリーズとも共通です。
※画像は公式ホームページより引用
ウォークマンを使わなくなって久しいですが、知らない間にこんな便利な機能が追加されていたんですね~
さらに「Content Transfer(コンテントトランスファー)」という Windowsアプリケーションを使えば、音楽・動画・ポッドキャストなども自動でウォークマンへ振り分けてくれます。
さて、肝心のウォークマンの音質についてですが、第一印象は『iPodとの音の違いは明確で、本当にいい音』と感じました。
今までは iPhoneの内蔵アンプに物足りなさを感じてポータブルアンプ(Fiio E7)を接続していましたが、ウォークマンでは単体で十分な出力があります。(音質については次回以降の記事で書きます)
今回はウォークマン搭載メモリ(64GB)を優先して Aシリーズ(NW-A857)を選びましたが、64GBまで不要であれば Sシリーズや Eシリーズでも良いと思います。どのシリーズもひと通りの高音質技術は詰め込まれています。(下記)
A850 シリーズ |
S750 シリーズ |
E050 シリーズ | |
フルデジタルアンプ S-Master |
○ | - | - |
デジタルノイズキャンセリング | ○ | ○ | - |
DSEE (Digital Sound Enhancement Engine) |
○ | ○ | ○ |
クリアステレオ | ○ | ○ | ○ |
クリアベース | ○ | ○ | ○ |
※各シリーズとも最大メモリ搭載量が違いますのでご注意ください。
本体ボディも飽きの来ないデザインで好感が持てます。本体重量も 62gと軽く、ワイシャツのポケットに入れていても重さを意識しないで済むと思います。素材にアルミを用いることで高級感があり軽量スリムです。
有機ELディスプレイもとても美しく。昔の有機ELディスプレイに見られた「ギラギラ・ゴテゴテ」した感じはなく自然な色合いです。サンプル動画も見てみましたが色合いだけでなく、動きも滑らかに表示されていました。
有機ELは液晶ディスプレイと違い画面の輝度(明るさ)を落としても暗くなり過ぎないところが良いですね。一番輝度を下げた状態でも視認性は悪くありません。
★次回はNW-A857の「音質」について記事にしたいと思います。
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