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2011年6月22日 (水)

パソコン用学習リモコン PC-OP-RS1を使ってみた。

デジモノ好きの宿命というか部屋には沢山のリモコンがあります。思い浮かぶだけでテレビ、CSチューナー、エアコン、照明、AVシステム等々あります。それぞれのリモコンを引っ張り出してくるのは面倒です。

パソコンで集中制御できないかと調べていくとバッファローからパソコン用学習リモコン「PC-OP-RS1(RemoteStation)」という製品が発売されていることを知りました。

[BUFFALO PC用学習リモコンキット PC-OP-RS1]
http://buffalo.jp/products/catalog/item/p/pc-op-rs1/
Spcoprs1_bw_2
<製品仕様>
対応インターフェース USB2.0/1.1、デバイスクラス 仮想COMポート、ケーブル長 1.5m、電源 USBバスパワー(DC5V)、消費電力 1W以下、消費電流 150mA、外形寸法 受光部:W66×H19×D50mm (ケーブル含まず)、送信部:W25×H9×D20mm(ケースサイズ)、重量 本体:約35g、送信部:約40g、動作環境 温度5~40℃、湿度20~80%(結露なきこと)、取得規格 VCCI ClassB

PC-OP-RS1は 2006年から販売されているロングセラー商品ですw
操作方法はパソコンを使うこと以外、市販の学習リモコンと変わりません。

(1)リモコンキーの登録
付属ソフトを PC端末へインストール後は、学習させたいリモコンとPC-OP-RS1を向かい合わせにしてリモコンの各キーを登録していくだけです。過去に市販の学習リモコンを使ったことがある方は簡単に理解できると思います。

Sremosta1
※画像は説明書PDFより引用

仮想リモコンは多くのキーが登録できるようになっています。

Sremotestation

アナログテレビ時代のリモコンであれば「仮想リモコン」で登録できるキー数で問題ないと思いますが、今どきの CSチューナーやDVR(Digital Video Recorder)機器のリモコンはボタン数が多く全部のキーを学習させると一画面分を使い切ってしまいます。

その為、「ワンタッチ機能(マクロ)」を積極的に登録したい場合は別画面(追加の仮想リモコン)を用意しなければならず不便です。この辺は仕様の古さを感じます。出来ればキー配列を「テレビ」や「DVR」などの用途に合わせてテンプレートを用意して欲しかったですね。

(2)使い勝手
仮想リモコンのボタンを押してから赤外線が送出されるまでのタイムラグはほとんどありません。一部の学習リモコンで登録できない「録画系キー」や「エアコン」なども学習することが出来ました。複数台のリモコンを学習することができ、「ワンタッチ機能(マクロ)」も使えるので『テレビ+DVRを同時にON』なども可能です。

赤外線送信部(IRケーブル)は 1.5mほどあるので、複数のAV機器を操作するには十分な長さだと思います。ただ、エアコンなど高い位置や離れている場所にある機器を操作したい場合は設置に工夫が必要です。(※1)

※1: PC-OP-RS1の発光部から機器の受光部まで 3m以内の範囲であれば操作は可能。(近接している必要はナシ)

そそ、エアコンのリモコンを学習させる時の注意点ですが、エアコンの赤外線信号はキー単体の情報だけでなく他の情報も一緒に送信されるようになっています。 例えば「エアコン電源ON」キーであれば「電源ON」の信号だけでなく「設定温度」や「風量」などの情報も含んでいる場合があります。リモコン学習の際はご留意ください。

(3)Windows版 64bitドライバー
先週に紹介したサブモニター「センチュリー plus one LCD-8000UD」と同様に PC-OP-RS1もメーカー動作確認済みの 64bitドライバーはありません。

非公式ながら PC-OP-RS1のWindows用64bitドライバーをインストールする方法がありますのでご紹介します。(こちらのページを参考にさせて頂きました)

  1. PC-OP-RS1の説明書に従い、付属CDからドライバーおよびアプリケーションをインストール※この段階でデバイスドライバーは正しくインストールされません。
  2. FTDI社のページから Virtual COM(VCP)ドライバーを取得
    http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm
    一覧から「Windows x64(64bit)」ドライバーをダウンロード
    http://www.ftdichip.com/Drivers/CDM/CDM20814_WHQL_Certified.zip
  3. ダウンロードしたファイルを展開
    展開されたフォルダー配下にある2つのファイルを編集。
    該当ファイルの項目(太字)に追加してください。

    <ftdibus.inf>
    [FtdiHw]
    %USB\VID_0411&PID_00b3.DeviceDesc%=FtdiBus.NT,USB\VID_0411&PID_00b3
    [FtdiHw.NTamd64]
    %USB\VID_0411&PID_00b3.DeviceDesc%=FtdiBus.NTamd64,USB\VID_0411&PID_00b3
    [Strings]
    USB\VID_0411&PID_00b3.DeviceDesc="BUFFALO RemoteStation PC-OP-RS1"

    <ftdiport.inf>
    [FtdiHw]
    %VID_0411&PID_00b3.DeviceDesc%=FtdiPort.NT,FTDIBUS\COMPORT&VID_0411&PID_00b3
    [FtdiHw.NTamd64]
    %VID_0411&PID_00b3.DeviceDesc%=FtdiPort.NTamd64,FTDIBUS\COMPORT&VID_0411&PID_00b3
    [Strings]
    VID_0411&PID_00b3.DeviceDesc="BUFFALO RemoteStation PC-OP-RS1"
  4. デバイスマネージャーを開くと「その他のデバイス」として登録失敗しているデバイスが2つあるので、それぞれメニューを出して「ドライバーソフトウェアの更新」を選択。
  5. デバイスドライバー検索を手動にして、手順(3)で書き換えた infファイルがあるフォルダーを指定。
  6. 作業完了

(4)まとめ
ウェブを探しても同種の製品(パソコン用学習リモコン)がほとんど見つからないので、PC-OP-RS1は赤外線を扱える貴重な製品といえます。上述したとおり「仮想リモコンの仕様の古さ」や Windows 7などの「64bit OSに未対応」など利便性にやや問題があります。メーカーには時代に合わせたアップデートをお願いしたいです。

メーカーサポートの範囲外の話ですが、Macや Linuxなどの OSでも利用されている方もいるようです。AV機器に赤外線リモコンは「必須」の状態なのに制御する側がいつまでも整備されませんね。

最後に赤外線で操作できる「リモコンコンセント」を紹介しておきますね。

[オーム電機 リモコンコンセント OCR-05]

Socr05

この製品は赤外線で電源をON/OFFできるコンセントです。PC-OP-RS1の「ワンタッチ機能」を使って集中電源管理のようなことが可能です。

震災以後は「節電」への関心は高いですが、こまめな節電は本当に難しいです。せっかく節電するなら、アイデア次第でいろいろな使い方が出来る PC-OP-RS1を使って「節電対策」を考えてみるのも楽しいかも知れませんね~

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