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2011年7月

2011年7月26日 (火)

東芝スピーカーシステム TY-SP200を使ってみた。

自宅では三菱電機製 液晶ディスプレイ RDT231WMS-E6を使っています。主な用途はノートPCのサブディスプレイおよびレグザチューナー D-TR1との接続です。液晶ディスプレイはサブディスプレイとしては申し分ないのですが、レグザチューナーで「地デジ」として使っていると不満に感じることがあります。

例えば、「内蔵スピーカーが音割れする」や「離れた場所で音量が調整できない(=リモコンがない)」ことです。あと設置スペースの問題で外付けスピーカーが画面に被ってしまい映像の端の方が見えません。

そんな折、東芝エルイートレーディング社から問題を解決してくれそうなスピーカーが発売されました。

[東芝スピーカーシステム TY-SP200 Snobo]
http://tlet.co.jp/pr/ty_sp200.htm

Tysp2001_3 
<製品仕様>
実用最大出力:30W(非連動JEITA)、フロントスピーカー 7.5W+7.5W サブウーハー 15W、音声入力端子:φ3.5 外部入力ミニジャック×2、電源:AC100V 50-60Hz(ACアダプター 入力AV100-240V 出力DC16V)、フロントスピーカー:密閉型楕円 70mm×30mm×2、サブウーハー:バスレフ型 100mm×1、消費電力:6.5W、外形寸法:幅584×高さ50×奥行218mm、質量:約1.7kg、付属品:ACアダプター 電源コード リモコン(リチウム電池CR2025内蔵) 保証書付取扱説明書 ミニプラグ(φ3.5)付ステレオコード

液晶ディスプレイの下、いわゆる「デッドスペース」に設置できるスピーカーになります。デザインは製品の通称(Snobo--スノボ)から分かるように「スノーボード」をひっくり返した形状をしています。

本体はプラスティック製のため高級感は感じませんが、シックなデザインから他の家電や家具等との調和に優れていると思います。本体色も2色(ブラック, シルバー)から選べます。

(1)設置
TY-SP200本体は想像したより大きく、手に持つとズッシリした重さです。スピーカーは本体前面と底面にあります。底面スピーカーはサブウーハーなのですが、メッシュカバーなど保護するものがないのでスピーカーに手を触れないように注意が必要です。

Simg_0312
※本体を裏向けた状態

TY-SP200の上に積載できるのは26型以下の薄型テレビで重量は約40kgまでとなっています。(TY-SP200取扱説明書より)

入力に関しては、3.5mmステレオミニジャックが 2ポート用意されているので、1つは液晶ディスプレイ、もう1つは音楽プレイヤー等と使い分けが出来ます(※1)。ソースの切替は付属のリモコンからも可能です。

※1: 3.5mmミニプラグ付ステレオコードが 1本付属しています。

Simg_0322
※LINE IN(2系統)の右隣は電源プラグ

(2)音質
スピーカーはフロント左右+サブウーハー構成なので 2.1chサウンドになります。

TY-SP200は中音域が主体となるサウンドです。高音域は思ったほど出ません。低音はサブウーハーの効きを 2段階で調整可能です。「低音ON」ではサブウーハーらしいズッシリした低音が愉しめます。

ただ、「低音ON」では全体のバランスを崩しがちで、サブウーハーが「ズンズン」言って他の音が聴きづらく感じます。音のバランスは以下の様な感じです。

・低音ON [高音:中音:低音 = 1:3:6]
・低音OFF [高音:中音:低音 = 1:6:3]

せめて低音だけでも微調整できると「自分好みの音」に近づけられるのですが。。。通常の視聴では低音OFFにしています。音質の他の部分では、スピーカー本体がプラスチック製のためか全体的に「軽い音」「乾いた音」の感じがします。

上記の特性から「音声」がメインとなるようなニュースやドラマを見る(聴く)用途に使うのがいいと思います。音質は PC用スピーカーよりかは重厚感のある音ですが、ピュア・オーディオをイメージしてはいけません。(あくまで一般家庭向きの製品)

(3)使い勝手
TY-SP200は利用者のことを良く考えて作られています。そのため使い勝手もなかなか良いです。

・自動で電源オフ
音源(テレビ等)の状態をチェックして自動で電源ON/OFFしてくれます。TY-SP200の電源ON/OFFまでに多少(1,2秒)のタイムラグはありますが、音源と連動してくれるので便利です。音源の電源さえOFFにしておけば、TY-SP200の電源切り忘れの心配もありません。

・学習リモコン機能
嬉しいことにTY-SP200はリモコンが付属しています。そのため離れた場所からボリューム調整が可能です。付属リモコンから「入力切替」「低音」「電源」等が送信できます。

Tysp200remo2_2   

さらにテレビ視聴の用途を考えて「学習リモコン」の機能を備えています。TY-SP200と合わせて使いたいテレビのリモコンの信号を覚え込ませることが出来ます。そのためTY-SP200リモコンから「テレビの電源」や「チャンネル切替」 などの操作も行えます。

もっとも学習できるキー数は少ないのでメインのリモコンとしては使えませんが、ちょっとした操作ができるだけでも利便性は大きく違います。

(4)気になったこと
・デザイン優先?ラウンド形状
TY-SP200上面(ディスプレイを設置する面)は画像からフラットなイメージがあると思います。実は上面の中心部から外側にかけて丸みを帯びたラウンド形状となっています。

今回、TY-SP200との接続に使った液晶ディスプレイ RDT231WMS-E6を設置したところ、液晶ディスプレイの前脚部分が接地せず少し浮いています。そのため画面の端を少し押すと液晶が動いてしまいます。

Simg_0305
※ディスプレイの前脚が浮いてしまう。。。

出来ればTY-SP200上面にフラットな部分を増やすか、滑りにくい素材を使って欲しかったですね。他の液晶ディスプレイでは全く問題ないのかも知れませんが。。。

ちなみにラウンド形状とは関係ありませんが、TY-SP200には地震などのことを考え耐震バンドが付いています。TY-SP200購入予定の方はメーカーの指示に従って耐震対策をした方が良いですね。

(5)まとめ
上でも書きましたが、音質に関してはもう少し頑張って欲しいというのが正直な感想です。ただ製品を構成している全ての要素を吟味していくとメーカー側の配慮が随所に感じられ、製品の完成度が高いことを再確認させられます。

また製品のコンセプトである「ディスプレイ下デッドスペースの有効利用」はモチロンのこと、TY-SP200はデザイン性に優れインテリアとしての質感もあります。部屋の雰囲気を壊すことなくスピーカーを設置できるのは他の製品にはないメリットと考えます。

Simg_0307_2
※本体側のボタンもタッチセンサー式でデザインも良い。

自宅では液晶ディスプレイ+レグザチューナー+TY-SP200を組み合わせて「疑似・地デジテレビ」として使っていますが、インテリア的に何の違和感もありません。TY-SP200は「スピーカーを追加したいけど設置スペースがない」とお嘆きの方にオススメのスピーカーです。

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2011年7月18日 (月)

東芝レグザチューナー D-TR1を使ってみた。(2)

前回に引き続きレグザチューナー D-TR1「機能面」と「まとめ」になります。

Sdtr1main2

(3)機能面
・録画機能
レグザチューナー D-TR1では「USBハードディスク」を接続することで録画機能を持つことが出来ます。D-TR1では背面にUSBポートがあり、外付けHDDと接続することができます。USBハブを経由することで最大4台までの外付けHDDと接続できます。※1

※1: USB機器でも「USBメモリ」には録画できません。

Dtr1hdd1

今回はI-O DATA製 320GB HDD「HDCN-U320」で動作確認を行いました。結果からいうと録画に関して何の問題もありませんでした。HDCN-U320は「PC電源連動機能」があるのですが、D-TR1との接続でも電源連動してくれるので助かりました。

USBハードディスクは最初に「機器登録」を行うことで使えるようになります。あとは他の地デジ録画機器と同じく番組表から録画したい番組を選択するだけです。「連ドラ」と呼ばれる連続自動録画機能や「追っかけ再生」にも対応しています。

逆に「3倍録画モード」などの機能は実装されていません。あと、D-TR1はシングルチューナーなので「ダブル録画」も出来ません。

録画機能で便利に感じたのが、「SDメモリーカード」への録画対応です。画質はワンセグ並になりますが、対応の携帯電話(※2)で再生することも出来ます。上述した「USBハードディスク録画」と同時に「SDメモリーカード」へ録画できます。“ムーブ”や“データ変換”などの作業は不要です。録画した内容をすぐに持ち出せるのはいいですね。(※3)

※2: 動作確認済み機種:「ポータロウSD-P93DTW/P73DTW/P75DTW」、au携帯電話:W65T/W64T/W62T/W61T/W56T/W54T/W53T/W52T/T001/T002/T003、biblio、ソフトバンク携帯電話:921T/920T/912T。(東芝公式HPより引用)
※3: 今回「au iida G11」で動作確認を行いました。

少し厄介なのが、今どきの携帯電話(フィーチャー・フォン)の microSDカード・スロットは(意図的に)取り出しにくい場所にあることです。携帯電話の多くがバッテリーを取り外さないとアクセス出来ない場所にあります。microSDカードの出し入れのために毎回 携帯電話の電源OFF/ONするのは面倒ですね。

そのため microSDカード録画に向いているのは「ニュース」などの単発で速報的なものより「ドラマ」など継続的な番組を撮りためておいて、まとめて再生するのがいいように思います。

あと携帯電話で視聴する場合でも「字幕(※4)」を表示できるので、電車内のように音を出しづらい場所でも周りに迷惑をかけずチェックできるのもいいです。何より忙しい時間の合間を縫って撮りためた番組を消化できるのはいいです。

※4: 番組が字幕放送に対応している必要があります。(ワンセグ録画)

・デジタル3波チューナー
レグザチューナー D-TR1ではデジタル3波チューナー対応なので下記の放送を見ることが出来ます。

  1. 地上デジタル放送 (NHK,民放各局)
  2. BSデジタル放送 (NHK-BS, BS朝日, WOWOW等) ※5
  3. 110度CSデジタル放送 (スカパー!e2) ※5
※5: BSデジタルと110度CSデジタル放送の視聴には地デジ用アンテナ(UHF)とは別に「専用BSデジタル対応アンテナ」が必要です。

ちなみに同じCS放送でも「スカパー!」および「スカパー!HD」は仕様が違うので視聴できません。

(4)気になったこと
・年配者への配慮
レグザチューナー D-TR1はよく出来たチューナーだと思いますが、もう少し「機械が苦手な人」「年配者」への配慮が欲しいところです。ウチの親のように自分で「ビデオ再生/録画」できない世代には、やっぱり「チューナー」の存在を理解して貰うのは難しいようです。

例えば、リモコンの「電源ボタン」です。D-TR1のリモコンの上部には「TV電源」と「電源(D-TR1用)」のボタンが配置されていますが、「電源ボタン」が 2つあることが混乱の元になっています。テレビと D-TR1の電源ON/OFFを統合する「集中電源ボタン」は用意できなかったものかと。。。

Sdtr1remo1

あと「入力切り替え」もテレビ側で D-TR1とは違う入力にしていても「地デジボタン」を押したら、テレビ側の入力も連動して D-TR1が接続されている入力へ変わってくれると嬉しいですね。

・D-TR1本体の熱
動作中の D-TR1は手に持てないほど熱くなります。特に底部分が熱くなります。今のところハングアップ等の症状はありませんが、風通しのよいところへ設置するのがよいと思います。

(5)まとめ
アナログ放送終了まで残りわずかになりました。家電量販店のチラシを見ると、地デジ対応テレビも手頃な価格になって来ています。ここであえて地デジ対応チューナーを選ぶ理由は何か?それは「アナログ対応テレビの延命」だけではありません。

ブラウン管テレビの延命終了後は、ロケーションフリー機器「Slingbox PRO-HD」との接続を考えています。Slingbox PRO-HDと接続するときに不満の少ない地デジ対応チューナーを選ぶことも大事な要素でした。D-TR1にはこの先も「使い勝手のよい地デジ対応チューナー」として働いてもらう予定です。

D-TR1は万人がその機能をフルに使いこなせるチューナーではありませんが、探求心いっぱいのガジェット好きさんには満足して使える機器だと思います。東芝の技術が小箱に詰まっていますよw

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2011年7月10日 (日)

東芝レグザチューナー D-TR1を使ってみた。

アナログテレビ放送もあとわずかで終了の時を迎えることになり、地デジ対応テレビへの買い換え需要も加速しているものと思います。

ただ、「テレビは一人一台以上」と言われる時代なので、メインで使っているテレビは地デジ化したものの、サブで使っているテレビまで買い換えが間に合っていない所は意外と多いのではないかと想像します。

今回ご紹介する『東芝レグザチューナー D-TR1』は既存のアナログテレビを現行の地デジ対応テレビに高いレベルで近づけてくれる機器(チューナー)です。

[地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナー D-TR1]
http://www3.toshiba.co.jp/hdd-dvd/products/tuner/d-tr1/

Sdtr11

<製品仕様>
寸法/W238×D160.8×H33、質量/680g、消費電力/24W、受信チャンネル/地上デジタル放送(CATVパススルー対応)、BSデジタル放送、110度CSデジタル放送※字幕放送、EPG(電子番組表)、データ放送、双方向サービス、入力端子/地上デジタルアンテナ入力×1、BS・110度CSデジタルアンテナ入力×1、出力端子/映像出力×1、D3映像出力×1、音声出力×1、HDMI出力×1、USB(外付けUSBハードディスク専用)×1、LAN×1、電源/ACアダプタ、付属品/リモコン、リモコン用アルカリ乾電池(単4形×2本)、同軸ケーブル、映像・音声接続コード、B-CASカード

D-TR1製品特徴
・デジタル3波チューナー
・超解像技術
・外付けHDD/SDカード録画対応

地デジ受信に特化した安価なチューナーは数多く存在しますが、レグザチューナー D-TR1は機能・性能面にコストをかけてもいいと思える「こだわり派」向けの製品になります。

(1)設置
今回、レグザチューナー D-TR1と接続したいテレビは「2001年製 三菱電機 28W-HR1」というブラウン管テレビになります。数年前までメインで使っていたテレビなのでややお疲れ気味の画面ですが、もうひと頑張りして貰います。

ブラウン管テレビ 28W-HR1は D端子(D3規格)を装備しているため、D-TR1とは D端子ケーブル+オーディオケーブルで接続しました。B-CASカード挿入&地デジ用アンテナ接続後は「画面のアスペクト比(16:9 or 4:3)」と地デジの「受信エリア」設定を済ませれば完了です。

実はD-TR1を 28W-HR1と接続する前に、D-TR1の初期設定や動作確認のため、「三菱電機 液晶ディスプレイ RDT231WMS-E6」と接続してみました。こちらも D-TR1との接続&表示とも問題ありませんでした。

液晶ディスプレイ  RDT231WMS-E6はHDMI端子を備えているので、HDMIケーブル1本で接続完了です。D-TR1もHDMI接続を自動認識してくれ特に設定は不要でした。(※テレビも液晶も三菱電機製なのは偶然ですw)

D-TR1は HDMI端子、D端子、コンポジット端子と新旧の規格に対応しているので、テレビやディスプレイとの接続性は悪くありません。注意点としては「S端子」がないので、S端子でD-TR1と接続を考えている方はご留意ください。

(2)使い勝手
使用感は地デジ対応テレビと大きな差はありません。「番組表」や「dボタン(データ放送)」にも対応しています。

地デジを購入する際に気をつけているポイントが2点ほどあります。D-TR1では気になるポイントを十分にクリアーしていました。

  1. <チャンネルの切り替わりの速さ>
    まだアナログ時代のチャンネル切り替わりの速さには敵いませんが、地デジ対応テレビと比較しても遅い感じはしません。実測したわけではありませんが、1秒以内でチャンネルは切り替わっていると思います。
  2. <番組表の快適さ>
    数年前の地デジ対応テレビの番組表は全体的にモッサリしていました。例えばカーソル移動やページ送りがワンテンポ遅れる感じがありお世辞に快適と呼べるものではありませんでした。D-TR1では最新の地デジ対応テレビの快適性はないにせよ、満足のいくレベルに達していると思います。

上記2点とも「満点」というわけにはいきませんが、十分に及第点に達していると思います。

チューナー以外の使い勝手では、付属リモコンは「数字キー」や「チャンネル」「音量」などよく使うキーが大きな文字となっており、年配の方でも認識しやすく万人に押しやすいデザインだと思います。

Sdtr1remoteSremob
※リモコンボタンのクリック感はややしっかりした押し心地。

(3)機能面
・超解像技術
東芝といえば「超解像技術レゾリューションプラス」です。東芝は早くから「超解像(※1)」への研究と商品化を行っており、D-TR1でどのような映像を見せてくれるか愉しみにしていました。

※1: 超解像 --- 入力信号の解像度が表示画面の解像度に満たない場合に、解像度を補うための解像度補間技術。(Wikipediaより)

東芝では超解像関連技術を「レゾリューションプラス」と呼んでおり、D-TR1で搭載されているものは「レゾリューションプラス 2」です。最新(2011年7月現在)のレグザ ZG2は「レゾリューションプラス 6」なので世代的には数年前の技術ということになりますね。

Resolutionplus
※レゾリューションプラス2の例 (画像は公式HPより引用)

ブラウン管テレビ 28W-HR1ではレゾリューションプラスの恩恵を存分に感じられます。映像の中に込み入ったもの、例えばレースのカーテン模様などアナログテレビでは潰れて見えなかった映像も細部までクッキリしています。

意外だったのは液晶ディスプレイ RDT231WMS-E6でレゾリューションプラスを試したところ、映像のエッジ(輪郭)が立ちすぎて見づらく感じました。D-TR1ではレゾリューションプラスの効き具合を OFF/1~5段階まで設定できるのですが、レゾリューションプラス ONでは違和感があります。

液晶ディスプレイ全般でレゾリューションプラスがダメというわけではなく、D-TR1との相性があるものと思います。他の液晶ディスプレイではレゾリューションプラスのメリットを感じることが出来るかも知れません。

★次回は「機能面」の続きを記事にしたいと思います。

[続きを読む]

2011年7月 3日 (日)

幻のココログ・ランキング1位

この記事を書いているのは@niftyの「ココログ」というサービスを利用しています。ココログでは前日分のアクセス数を反映したランキングを確認できます。

ふと昨日(7/2)のランキングを見てみると、、、
Cocolog1

ランキング1位!? Σ( ̄ロ ̄lll)
そ、そんなわけないです。昨日のアクセス数も平均的なものでしたし(笑)
単に「ランキング・データベース」に不具合があっただけだと思います。明日になれば @niftyから修正の告知が出ると思います。

面白かったので「記念」として記事にしてみました。
あぁ~ビックリしたw

※追記

7/4付で@niftyよりランキング回復のお知らせが出ていました。
Cocolog3
http://info.cocolog-nifty.com/info/2011/07/post-bba7.html

で、実際のランキングは。。。
Cocolog2

3147位と実力どおりの順位でしたw

ランキング不具合ではなく、実力で上位を狙える記事をかけるようになりたいと思います~

2011年7月 2日 (土)

USBデバイスサーバ ETG-DS/US-HSを使ってみた。

前回は「パソコン用学習リモコン PC-OP-RS1」をご紹介しました。PC-OP-RS1の記事を読んで「パソコンからリモコン操作して何が幸せなの?」「市販の学習リモコンで十分じゃないの?」等の疑問を持った方もおられるかも知れません。

今回紹介する『USBデバイスサーバ ETG-DS/US-HS』は学習リモコン PC-OP-RS1と合わせて使うと便利な製品です。どの辺が便利なのかレビューして行きたいと思います。

[I-O DATA USBデバイスサーバ ETG-DS/US-HS]
http://www.iodata.jp/product/network/option/etg-dsus-hs/

Setgdsushs1_2
<製品仕様>
ネットワークインターフェイス 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T AUTO MDI/MDI-X対応、デバイスインターフェイス USB2.0×2ポート(※バスパワーでの電源供給ができるデバイスの数は1台のみ) RJ-45×1ポート、対応プロトコル TCP/IP、最大接続インターフェイス数 15(※USBハブの多段接続はサポート外)、電源 DC12V(添付アダプターによる給電)、消費電流(最大) 1.5A[MAX]、使用温度範囲 5~35℃、使用湿度範囲 20~80%(結露しないこと)、外形寸法 本体:約60(W)×100(D)×28(H) mm、質量(本体のみ) 約95g、質量(梱包時) 約310g、保証期間 1年間、各種取得規格 VCCI Class B、RoHS指令準拠

ETG-DS/US-HSは「USB機器をLAN経由で使える」製品になります。このコンセプトがユーザーに受け入れられ、前モデルである「ETG-DS/US」は入荷待ちになるほどの人気商品でした。今回購入した「ETG-DS/US-HS」は ETG-DS/USの後継モデルにあたり、主な変更点としては「USB転送速度がアップ(※1)」等があります。

※1: スタンダードモデルの ETG-DS/USと比較して約1.5倍の速度 (公式HPより)

大きさは手のひらサイズのコンパクト設計で、稼働部分(冷却ファン等)がないので動作音はありません。動作中のETG-DS/US-HS本体の温度はほんのり温かいぐらいです。

本製品の代表的な接続方法は以下の様になります。
Snetusb1
※画像は公式HPより引用

プリンタや HDD、USBメモリはモチロンのこと iPhone/iPodや Webカメラなども接続可能です。(一部、接続できない機器については後述します)

(1)導入
ETG-DS/US-HS本体に「ネットワークポート(LAN接続)」があり、10Base-T, 100Base-TX, 1000Base-T(自動認識)のリンク速度で接続可能です。USB機器は USB 2.0(or 1.1)規格のものが最大2台まで接続可能です。ETG-DS/US-HSは ACアダプタで電源をとる必要はありますが、その代わりにUSB機器側の電源は不要なので便利です。(※2)

※2: 消費電力の少ないUSB機器に限る。(例)USBメモリや学習リモコン PC-OP-RS1等

ETG-DS/US-HSはクライアント(PC)で「仮想的に」USB機器を接続している関係上、クライアント側に専用のソフトウェア(net.USBクライアント)をインストールして使います。サポートしている OSは Windows 7(32/64bit), Windows Vista(32bit), Windows XP(32bit)と Mac OS X 10.4.3以降となっています。

ただし、USB機器を仮想的に接続しているとはいえ各USB機器のデバイスドライバーは必要です。例えば ETG-DS/US-HSは Mac OSに対応していますが、使用したいUSB機器がWindows専用のデバイスドライバーしかなければ接続はできません。ご留意ください。

(2)使い勝手
離れている場所のUSB機器を操作する製品なので接続する/したいUSB機器は決まってくると思います。用途としてはプリンターやHDDのように「複数台のPCからUSB機器へ接続したい」「使う場所を問わずUSB機器へ接続したい」場合などが適していると思います。

兼ねてから用途として上げている「学習リモコン PC-OP-RS1」との接続も利便性の高い使い方です。以前にもご紹介した Slingbox PRO-HDの赤外線機能の代わりとして、別室に設置しているチューナーを操作することも可能です。

他には ETG-DS/US-HSに USBカメラと学習リモコン PC-OP-RS1を接続すれば、「子供やペットの様子を USBカメラで観察して、温度によって PC-OP-RS1からエアコンの電源を入れる」等のことも出来ると思います。

(3)接続を試したUSB機器
手元にあるUSB機器の動作をいくつか確認してみました。

用途 型番 動作 備考
学習リモコン PC-OP-RS1 (バッファロー) -
外付けHDD HDCN-U320 (I-Oデータ) -
USBメモリ BSCRMSDCBK (バッファローコクヨサプライ) -
ポータブルアンプ Fiio E7 接続はできるが音はこもり気味になる。
スピーカー Z305 (ロジクール) -
地デジチューナー DT-F110/U2 (バッファロー) × 機器を認識できない。
サブモニター LCD-8000UD (センチュリー) × 画面表示に問題アリ。
スマートフォン iPhone 4 (Apple) -
音楽プレイヤー NW-A857 (ソニー) -

※上記の接続テストは個人的に行ったもので当方で動作を保証するものではありません。(念のため)

ETG-DS/US-HSに接続できる機器一覧は下記URLからも確認できます。
http://www.iodata.jp/product/network/option/etg-dsus-hs/spec.htm#3

(4)従来品(ETG-DS/US)との違い
・USB転送速度
まず目に付く違いとしてはUSB接続時の転送速度です。メーカーの公式HPには通常で約 1.5倍、マッハUSB(※3)使用時には約 2.3倍以上の高速化が行えると書かれています。

※3: マッハUSB --- I-O DATAのストレージ製品で利用可能な高速転送ソフトウェア

Setgdsushs2

実際にそんなに早くなるのか I-O DATA製 320GB HDD「HDCN-U320」でベンチマークを取ってみました。

[HDCN-U320 (ETG-DS/US-HS経由) ベンチマーク]

マッハUSB: 無効時 有効時 倍率
Sequential Read 10.382Mbps 15.912Mbps 1.5倍
Sequential Write 10.142Mbps 17.446Mbps 1.7倍
Random Read 512KB 8.716Mbps 7.148Mbps 0.8倍
Random Write 512KB 9.465Mbps 16.292Mbps 1.7倍
Random Read 4KB (QD=1) 0.32Mbps 0.317Mbps 1.0倍
Random Write 4KB (QD=1) 1.075Mbps 1.027Mbps 1.0倍
Random Read 4KB (QD=32) 0.513Mbps 0.518Mbps 1.0倍
Random Write 4KB (QD=32) 1.017Mbps 0.997Mbps 1.0倍
<ハードウェア諸元>
OS: Windows 7 Professional (64bit)、H/W: Sony VAIO VPCZ1、CPU: Intel Core i7 M620 2.67GHz、メモリ: 8GB
<接続構成>
ETG-DS/US-HSとクライアントPC(VPCZ1)をGigabit対応スイッチングハブに接続。双方のアップリンクは1000BASE-T(Gigabit Ethernet)。
<ベンチ-マーク諸元>
CrystalDiskMark 3.0.1 -- 100MBデータのRead/Writeを 3回実行した際の平均値

スタンダードモデルである「ETG-DS/US」はないので、マッハUSBでも 2.3倍速になるかどうかは確認できませんでしたが、マッハUSBのON/OFFによって速度差が約 1.0~1.7倍違うことは間違いないようです。(=メーカーのベンチマーク通り)

ちなみにHDDを直接PCのUSBポートへ接続してマッハUSBを有効にした場合はSequential  Readで 33Mbps、Sequential Writeで28Mbps出ているので、ETG-DS/US-HS接続時の速度ダウンはやむを得ませんね。

・ECOモード
ETG-DS/US-HSに新たに加わった機能で、PCを利用していない時にETG-DS/US-HS側でUSBポートの電源をOFFして消費電力を抑制するようです。手元に電力計がないので詳しくはわかりませんが、メーカーHPによると動作時で 5.9W→3.2Wと最大40%の待機電力で良いようです。

・iPrint
対応プリンター接続時には「iPrint(※4)」と呼ばれる機能があり、iPhoneや iPadに撮り溜めた写真やドキュメントを印刷することが出来ます。印刷は iPrintアプリ経由となるので AirPrintのような iOSとの一体感はありませんが、iPhoneから直接で印刷できる恩恵に預かることが出来ます。

※4: iPrint機能はETG-DS/USでも実装されています。ETG-DS/US-HSでは自動設定が可能になりました。

・Bonjour対応
当方は Mac OSを持っていないので評価できません。ごめんなさい。

(5)まとめ
残念ながら今のETG-DS/US-HSの転送速度はUSB 2.0規格(480Mbps)をフル活用できる能力はありません。そのため『利便性>速度』優先の製品と言えます。

プリンター製品などは有線/無線LAN対応のものも増えてきましたが、まだまだLAN対応していないUSB機器は多いです。USBという広く普及しているインターフェースとLANを組み合わせたETG-DS/US-HSの使い方は無限の可能性があると思います。

ETG-DS/US-HSはまさに「痒いところに手が届く」、そんな製品だと思います。

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