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2011年8月 9日 (火)

同軸LANアダプタ Actiontec ECB2200を使ってみた。(2)

前回は Actiontec ECB2200の導入にいたるまでの経緯を記事にしました。今回は「設置」について記事にしたいと思います。が、その前に Actiontec ECB2200を日本で使用する上での注意点を書いておきますね。

(1)周波数帯
日本仕様の同軸LANと米国仕様の Actiontec ECB2200とでは通信に使っている周波数帯が違います。そのため環境によっては Actiontec ECB2200を使えない場合があるので注意が必要です。

具体的には Actiontec ECB2200の使用周波数(1125-1525MHz)が「ケーブルテレビ(CATV)のBS-IF帯※1」および「スカパー!※2」等と重複しています。既にCATVやスカパー!が導入されている環境では Actiontec ECB2200を利用できない可能性があります。

<Actiontec ECB2200 周波数帯>
Secb2200freq1_2

※1: ケーブルテレビの周波数帯域」 wikipediaより引用
※2: スカパー!:放送波受信の仕組みと配線」 wikipediaより引用

CATVのように1本の同軸ケーブルで複数の周波数帯を扱う場合はモチロンのこと、テレビと衛星アンテナを「ミキサー」で重畳している場合なども Actiontec ECB2200を使うことが出来ません。他には「共同アンテナ」でも衛星放送を取り込んでいる場合も同様の理由で使えません。

もし、CATVや共同アンテナでも衛星放送の周波数を含んでいなければ Actiontec ECB2200を使うことは出来ますが、宅内の通信(Actiontec ECB2200の周波数)が外(CATVや共同アンテナ側)へ出ないように「フィルター」を使うなど対策が必要です。(周りに迷惑をかけないため)

結局のところ、Actiontec ECB2200を使うベストな環境は「テレビ用アンテナのみ」ということになりますね。※3

※3: サン電子 TLC-1000の取扱説明書によると、テレビ用アンテナのみでもブースタ(増幅器)がない場合やブースタがテレビ以外の帯域もパスするタイプであれば受信アンテナから不要電波が放射される可能性があるそうです。Actiontec ECB2200の導入を検討されている方はご注意ください。

ちなみに日本製の同軸LANアダプタ(サン電子 TLC-1000)の仕様を見ると 2-28MHz帯を使用しており、上記のテレビ+衛星放送の周波数帯に影響がないように考慮されています。

(2)設置
Actiontec ECB2200の大きさは手のひらサイズと言ったところで設置スペースに悩むことはないと思います。本体重量も 480g弱と軽量です。

<Actiontec ECB2200付属品>
・ECB2200本体 x2
・ACアダプタ x2
・LANケーブル x2
・導入手引き(Installation Guide)
※同軸ケーブルは付属していないので事前に用意する必要があります。

Simg_0297

付属のACアダプタも 100-240V 50/60Hz対応の米国仕様のグローバルモデルなのでプラグ変換や電圧変換などの必要はありません。日本でそのまま使えます。

Simg_0298

今回は海外からの発送なので、まずは外見の破損や機器故障がないかチェックします。設置と言っても難しいところはなく、Installation Guideに従って機器とケーブルを繋げていくだけです。初期設定なども不要なので拍子抜けするほど簡単に設置できます。

大まかな手順としては

  1. Actiontec ECB2200本体にLANケーブルを接続
  2. 同軸ケーブルを接続
  3. 電源ケーブルを接続
  4. ECB2200の台数分(1)-(3)を実施

上記の手順になっていますが、どの順番からでも正しく動作するように Actiontec ECB2200の方で調整してくれます。(手順に従うことは良いことですw)

とりあえず同軸ケーブル 1本とPC端末 2台を用意してミニマムな環境で動作確認をしました。端末に適当なIPアドレスを付与して「ping応答」や「ファイル共有」などを試しましたが問題はありませんでした。

ミニマム環境で正常動作が確認できたので、本番?の「ルータが置いてある部屋(2F)」と「LANを使いたい部屋(1F)」に Actiontec ECB2200を設置します。、、、と言っても元々テレビ用に使っていた同軸ケーブルを Actiontec ECB2200へ繋ぎ換えるだけです。※4

※4: 自宅では壁に埋められたテレビ用同軸ケーブルは「地デジ化」の際に未使用となっています。そのため同軸ケーブルの帯域はActiontec ECB2200のみが占有しています。

設置に関して気付いた点としては、同軸ケーブルの経路に「ブースタ」が設置している場合に注意が必要です。ブースタの製品仕様によっては「VHF+UHF帯のみ増幅」するタイプがあり、増幅範囲外の Actiontec ECB2200では通信できないという可能性があります。ご留意ください。

★次回は Actiontec ECB2200の「使い勝手」「スループット(通信速度)」などを記事にしたいと思います。

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