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2011年11月13日 (日)

カメラクリップシステム(CAPTURE CAMERA CLIP SYSTEM)を使ってみた。

当ブログで何度か紹介している「カメラベルトホルダー b-grip」という製品があります。そそ、b-gripはカメラを腰から提げることができる製品になります。ネックストラップと違い多少アクティブに体を動かしてもカメラが胸の前でバウンドすることもありません。外での撮影の際には必ず持参するようにしているお気に入りの製品です。

b-gripのコンセプトは優れているので大きな不満はないのですが、b-gripに改善点があるとすればカメラの脱着時に両手を使うことですね。兼ねてから“ワンタッチ(片手)での脱着”ができれば完璧なのにと思っていました。

そんな中、ハンファ・ジャパンから『CAPTURE CAMERA CLIP SYSTEM』が販売されました。この製品であればワンタッチでカメラを脱着できます。果たして b-gripを凌駕する製品なのかは b-gripとの比較を交えながら紹介したいと思います。

[カメラクリップシステム(CAPTURE CAMERA CLIP SYSTEM)]
http://www.umazone.jp/Page/GOODSDETAIL-372

Cccs1 Cccs2

本体サイズ・重量:約104(W)x51(H)x23(D)mm/152g、マウントプレート(ネジ部):サイズ:1/4-20UNC(インチ)長さ:約4.8mm、カメラ耐荷重:約47kgまで、製品構成:本体、マウントプレート

(1)使い勝手
カメラクリップシステムは取り付けたいベルトに挟み込むタイプなので、自分の好きなベルトに装着できます。ベルトへの取り付けは両サイドの十字ネジを使って調整します。

マウントプレートとカメラへの取り付けもカメラネジでマウントするだけです。特筆すべきはマウントプレートにストラップホールが付いているのでハンドストラップを直接つなげることが出来ます。

b-gripの場合だとハンドストラップ+マウントプレート分の厚みが出来てしまい手でカメラを下支えする時に多少の違和感/異物感がありました。その点、カメラクリップシステムはハンドストラップを付けてもスッキリしています。

カメラクリップシステムを腰ベルトに装着した時はカメラを横からスライドさせて脱着します(肩ベルトに装着した場合は上からスライド)。台座部分からマウントプレートを外すには赤い“クイックリリースボタン”を押しながら外します。(装着時は不要)

Cccs3_3 

なお、誤ってクイックリリースボタンを押してカメラが外れてしまわないように“セーフティロックネジ”が用意されています。カメラを外す必要がないときはロックしておくと安全です。

製品の大きさですがカメラクリップシステムはとてもコンパクトにできています。ベルトに付けていても違和感はありません。収納もカメラバッグの小物入れに入る大きさなので持ち運びにも便利です。b-gripと比較してみるとそのコンパクトさがよくわかります。

Cccs4_3

(2)b-gripとの比較
簡単ですがカメラクリップシステムと b-gripとの比較を表にまとめてみました。

用途 カメラクリップシステム b-grip EVO
装着場所: ◎ 腰ベルト+肩ベルト △ 肩ベルト装着には別売のトラベルキットが必要
脱着: ◎ ワンタッチ(片手)で脱着OK △ 脱着には両手を使う
ロック機構: △ ネジ式 ※1 ◎ レバー式
三脚への取付: ◎ マウントプレート裏にカメラネジ有 ◎ マウントプレートをDIN規格のクイックシューとして利用可
収納スペース: ◎ カメラバッグの小物入れ程度でOK × 望遠レンズを収納するぐらいの場所が必要
その他: ◎ ハンドストラップ取付け可 ◎ スタンド機能

※1: カメラクリップシステムで採用している「ネジ式」はマウントプレートに傷が入るため減点

(3)気になったこと
星取り表で圧倒的に優位なカメラクリップシステムも気になることが、、、

■ベルトの厚みに注意
ユニクロで買った革製ベルトは 5mmほどの厚みがあるのですがカメラクリップシステムで使うにはギリギリでした。思いの外?厚みのあるベルトには使えません。あとカメラクリップシステムの装着位置は固定になるので、例えば「移動時はカメラを腰の後ろ」に「撮影時は腰の前」にといった使い方はできません。※2

※2: b-gripのように“専用ベルト”を用意して解決する方法もありますが、ベルト分の収納スペースが必要になりコンパクトな製品のメリットが生かせません。

■望遠レンズが足や腰に当たる
コンパクトな製品ゆえにカメラ底や望遠レンズが足や腰に当たります。多少のことではカメラの方も壊れないと思いますが、衝撃がレンズやカメラのフランジ部へ負担をかけることはありそうです。その辺が心配な方はしっかりした台座がある b-gripの方をオススメします。

■ハンドストラップの紐が干渉する
マウントプレートを台座へ取り付ける際にハンドストラップの紐の厚みがジャマをして上手く接続できません。マウントプレートが薄く作られていることに起因していると思うのですが、何とかならなかったのかな?というのが素直な感想です。回避方法としてはストラップ紐を取り付けた側の反対向きに台座のスリットを合わせるのがいいです。(説明が難しい、、、)

■製品の完成度は今ひとつ
カメラクリップシステムはほとんどの部品に金属が使われているのですが、その加工技術はかなり低いです。金属断面は手を切らない程度の加工はされていますが、断面にザラつきがあったり“合わせ”がしっくりこなかったりします。カメラネジを切った時にできた削りくずのようなものがあったり「この辺は海外製品だな」と思わせる完成度です。同じコンセプトで日本製のものが出てきたら即買いですw

(4)まとめ
カメラクリップシステムと b-gripの両方を持っていますが、実際の撮影ではほとんど b-gripを持って行っています。個人的にはカメラクリップシステムの「望遠レンズが足や腰に当たる」部分がダメで b-gripを常用しています。b-gripの方がどんな場所へ持って行っても安心感がありますね。

もっとも「ワンタッチでの脱着」や「製品がコンパクト」である面は b-gripにはないメリットなので、そこに魅力を感じた方は購入しても良いかと思います。ネックストラップのようにカメラが胸の前でバウンドすることもありませんし首や肩への負担もありません。何より機動性がありながら被写体の前でサッとカメラが取り出せるのは便利ですね。

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