ソニー・エリクソン Xperia PLAY(SO-01D)を使ってみた。(3)
前回は Xperia PLAYの「アクセサリー」を中心とした内容でした。今回は「通信プラン」「気になったこと」「まとめ」の記事になります。
(5)通信プラン
既に音声用に携帯電話を契約しているので今回の Xperia PLAYは「通信専用プラン」を選択しました。ちなみにXperia PLAY本体は一括払いにしたので月額費用の追加はありません。(ただし、二年契約をしているので「月々サポート」には加入しています)
<毎月の通信費 目安>
定額データプランフラット バリュー | 8,800円 |
定額データ スタンダード割2 | -3,600円 |
FOMAタブレットスタートキャンペーン割引※1 | -1,000円 |
月々サポート | -1,100円 |
SPモード | 300円 |
ユニバーサルサービス料 (2011年12月現在) | 7円 |
合計 | 3,407円 (税込み 3,577円) |
※1: | FOMAタブレットスタートキャンペーン割引 -- 2012年4月30日までの割引サービス http://www.nttdocomo.co.jp/campaign_event/foma_tablet/index.html |
「定額データプランフラット バリュー」を選んだ理由は Xperiaを無線LANルータのように使える『テザリング』が定額範囲内で使えることです(=使い放題)。本格的な無線LANルータと比較するとスループットは落ちますが、出先でちょっとノートPCをネット接続したい時など非常に役に立っています。
ドコモの回線が期間限定とはいえ「スマートフォン」+「テザリング使い放題」で 約3,400円(キャンペーン終了後は 約4,400円)は魅力でした。あと Xperia PLAYは「FOMAハイスピード※2」にも対応しているので通信速度も不満はありません。
※2: | 受信時最大14Mbps、送信時最大5.7Mbpsの通信可能。(テザリングの通信も含む。ただしFOMAハイスピードのエリア内において) |
そそ Xperia PLAYを契約する際に気をつけたいことが2点あります。
■「定額データプランフラット バリュー」契約時の注意
ドコモのパンフレット等にも記載はあるのですが「定額データプランフラット バリュー」は月途中の契約であっても『月額使用料』は日割り計算されません。私の Xperia PLAYは 2011年10月末頃に契約したのですが、数日使っただけで満額(4,200円※3)を持って行かれました。契約を考えている方はご注意ください。(契約時にドコモからも説明はなかった気が、、、)
※3: | 定額データプランフラット バリュー月額使用料の割引後の価格 (月々サポートの割引を除く) |
■「ケータイ補償 お届けサービス」に加入できない。
料金プランとは直接関係はありませんが、Xperia PLAY(SO-01D)は水濡れ、全損などを補償してくれる「ケータイ補償 お届けサービス」に加入できません(非対応機種)。水没した場合など“もう1台お買い上げ”になりますので取り扱いにはご注意を。。。
[NTTドコモ ケータイ補償 お届けサービス]
http://www.nttdocomo.co.jp/support/benefit/premier/service/delivery/
※ケータイ補償の料金検索をしてみると Xperia PLAYが非対応機種なのがわかります。
(6)気になったこと
他のXperiaシリーズにも当てはまる内容ですが気になった点をいくつか紹介します。
- ボタンレイアウトの問題
⇒ 電源ボタンが斜めに配置されていて押しにくい。
⇒ 機能キー(バック/ホーム/メニュー/検索)が液晶直下にあり、キーと一緒に画面を押してしまう。
⇒ ゲームキーパッドにR2/L2ボタンが欲しかった。(PSPやVITAにも言えるが、、、) - 液晶の「自動調光」の精度が悪い
⇒ 調光センサー上を手が横切っただけでも反応する。過敏すぎる。 - アンテナ感度は少し悪い
- アプリを保存できるユーザ領域が380MBと少ない
⇒ SDカードへ移動できないアプリもあるので 380MBは少な過ぎる、、、 - 「ケータイ補償 お届けサービス」に加入できない
- PS3 トルネに非対応
⇒ 同じソニー製品なのに対応していないのが不思議なぐらいw - HDMI出力はあっても良かったかも
⇒ 同世代の Xperia arcや acroのように HDMI出力があればテレビに出力できて楽しかったかも。
(7)その他
記事では特に触れませんでしたが「ドコモ決済のアプリ課金」は便利ですね。ソフトバンクの iPhoneも契約していますが、アプリ購入に iTunes経由でクレジットカードを登録する必要があり躊躇する方もいると思います。
日本で扱っている Androidの場合、キャリア(ドコモ等)の携帯電話の請求と合算してくれるので決済の安心感や後日明細を見た時のわかりやすさがありますね。
(8)まとめ
上述したとおり「通信専用プラン」で契約したのでXperia PLAYを音声端末として使ったことがありません。そのため通話品質や電話としての機能をレビュー出来ません。ご了承ください。
最後になりましたが、、、
電車内で大人も子供もポータブルゲーム機に夢中になっている姿を見かけます。日本人は「本当にゲームが好きなんだなぁ~」と思います。そうなるとXperia PLAYのようにスマートフォンとゲーム機の融合は必然ですよね。
今はまだ Xperia PLAYの魅力がわかる人は少数でも「ゲーム好き人口」は多いハズですから長い目で見ると大化けする端末かも知れません。
それでは、いつか PSPや PS2のエミュレーションできる「Xperia PLAY後継機」が出ることを期待しつつ、この記事を閉めたいと思います。(何世代後になるやらw)