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2012年3月 3日 (土)

デジカメ用撮影セット「フォトラ」を使ってみた。

先日、物撮りを勉強できるように 1冊の本を買いました。

Scametechbook [プロが教えるデジカメ撮影テクニック]
人物、商品、生き物の魅力を引き出す96例
三浦 健司(著)

この本の良いところは撮影時のテクニックが実例とともに紹介されているところなのですが、内容を読むにつれ「撮影照明が欲しい~」と強く思うようになりましたw

補助光として「LEDライト CN-126N」を持っていますが光源が一つしかないので被写体の後ろに強い影が出来てしまいます。かといって本格的な撮影機材は購入費用や設置場所の問題で導入は難しそうです。何とか簡単に設置できてキレイに物撮りできる製品はないかと物色していたところ大里化工さんの「フォトラ」という製品に行き着きました。

[フォトラ -- PHOTO LIGHT BOX]
http://www.photola.co.jp/
Photola01_2 Photola00_3

<製品概要>
フォトラ本体(85x260x210mm) x2台、蛍光灯 13W (FPL13EX-D 昼光色) x2個、背景紙 x1枚、背景紙台 x1枚、専用ディフューザー(白/黒) x各2枚、専用拡散パネル x2枚、説明書 x1枚、ガイドブック x1冊

セット内容ですがフォトラを購入すれば光源が2つ付いてきます。それでいて実勢価格が約2万円程度で済むのは助かります。あと添付物に「背景シート」と「台座(段ボール)」が付いているので商品到着後すぐに本格的な撮影が可能です。

(1)使い勝手
購入直後のセットアップも簡単で発光源となる蛍光灯を挿して、光を拡散させるためのシートを被せるだけです。この作業も購入直後と蛍光灯の交換時のみです。

実際にフォトラを使いたい時は 3ステップで設営完了です。とても簡単です。

  1. 電源コードをコンセントに挿す
  2. フォトラのカバーを開く
  3. スイッチON

で撮影準備完了です。

フォトラを机の上に載せて使う場合では、十分な光が届く範囲は高さ 25cm x 幅 35cmぐらいでしょうか。あまり大きな被写体には向きません。被写体の大きさはアクセサリーや小物ぐらいがいいと思います。ただしガイドブックの作例によるとフォトラに三脚を使えばもう少し大きな被写体(Tシャツや花瓶)も撮影できるようです。

そそ、フォトラの底面には「三脚用ネジ穴」があります。そのためフォトラを高い位置へセットすることも可能です。高さのある被写体や影を出す方向をコントロールしたい時に便利ですし、市販の三脚ネジに対応したブラケット類がそのまま使えるので光源としての自由度も上がりますね。

あとフォトラは“使った後”のことも考えられていて、電源コードを本体に格納できるようになっています。収納した時もスッキリします。こうした配慮も大切ですよね。

Photola3
三脚用ネジ穴があるのは便利
Photola4
ケーブルも本体内に収納可能

電源ケーブルの長さは約190cmで、重さは1046g/台(蛍光灯を含む)でした(どちらも実測値)。コンセントまでの距離や三脚に載せる際の目安にどうぞ。

(2)作例
作例と呼べるほどのものではありませんが、フォトラとソニーα77の内蔵フラッシュを使った場合の比較です。

[フォトラ使用]
Photola2 影の出方が自然。全体的に光が回り込むことによって製品の質感・立体感も出ている。ちなみに露出は +1.0まで上げています。
[内蔵フラッシュ]
Photola1 前からの明るいフラッシュのため被写体に立体感がなくなってしまう。室内灯を背後に撮影したため被写体下に黒い影が出来ている。(これは単なるミスだけどw)

これ以外にも外付けフラッシュ(HVL-F43AM)を使ったパターンも撮影してみましたが満足のいく結果は得られませんでした。具体的にはバウンス撮影のおかげで被写体に光が回り込んで立体感が出るのはフォトラと同じでしたが、光が強い分 被写体の下に強い影も出てしまいます。

今回のデジカメのような金属製の被写体であれば多少影が強く出ても問題ありませんが、ぬいぐるみやフィギュア等では“怖い”仕上がりになるかも知れません。フォトラであれば自然なライティングになるのでそういった心配はありませんね。

(3)フォトラと一緒にあると便利なもの

  1. 三脚
    ⇒ 安定した撮影にはやっぱり三脚は欠かせません。購入をオススメします。
  2. 撮影ブース
    ⇒ 被写体を色々な角度で撮る時に余計なものが写らないので便利。当面は付属の背景紙で全然問題ありません。ステップアップしたい方は撮影ブースをどうぞ。
  3. レフ板
    ⇒ 光が足りないところや影の出方を調整する際にあれば良い。アルミホイルで作った自作レフ板でもOK

フォトラの使い方のコツは製品に添付のガイドブックや公式ページにやさしく・丁寧に解説されているので初心者の方にも安心です。

(4)気になったこと

  • 無段階の調光はできない
    ⇒ 電源ケーブルに付いているのは調光用ボリュームかと思いきや電源ON/OFF用のロータリスイッチでした。
    Photola5
    ま、光の量を調整したい時は専用のディフューザー(白/黒)が添付されているので強すぎる光を弱めることは出来ます。電圧調整式だと良かったですね。
  • 蛍光灯の交換がやや面倒
    ⇒ シートを外すのにちょっとしたコツが必要。ま、頻繁に行う作業ではないので問題ナシです。
  • 本体2台を重ねて収納できない
    ⇒ フォトラは丸みのあるデザインなので重ねて置くことが出来ません。本棚や収納ケースに重ねて収納する時に不安定です。(そのため購入時の段ボールが捨てにくい、、、)
  • 背景紙台は段ボール
    ⇒ 背景紙を立てかける背景紙台は段ボール製です。開封時に緩衝材だと思って捨ててしまわないようにw

あれこれと気になったことを書きましたが、機能追加して「価格上昇」「複雑な構造」では撮影初心者に敷居の低いハズのフォトラのポリシーに反するような気がします。フォトラは使い勝手やデザインがシンプルであることが一番のメリットだと思います。(よりよい製品になるためには改良も必要だと思いますが、、、)

(5)まとめ
公式ページに“世界最速の商品撮影セット”や“30秒で撮影可能”と説明がありますが、フォトラを使えば本当に簡単に素早く撮影が可能です。

「撮影セット」なんて少し前までは、本当に写真が趣味な人かプロの写真家しか必要のないものでした。今はブログ等が一般化したことやオークションへ出品するなど自分が撮影した画像が人の目に触れる機会が多くあります。自分の撮った画像に好印象を持って貰いたいと思う人も確実にいるので、個人レベルでも撮影セットの需要はあるように思います。

フォトラは今まで敷居が高かった“本格的な撮影”を手軽に実現してくれる良い製品だと思います。撮影セット初心者の方はモチロンのこと、本格的な撮影用ライトの価格に嘆いている方も一度フォトラを使ってみてはいかがでしょうか?

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