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2012年7月17日 (火)

無線LANルータ NEC Aterm WR9500Nを使ってみた。

自宅ではロケーションフリー機器「Slingbox PRO-HD」をよく使っています。Slingboxをご存じない方に説明しておくと「自宅の映像再生機器(テレビやスカパー!等)の映像をストリーミング配信してくれる機器」になります。

Slingboxは場所を問わず映像を見たい時に見られるので本当に重宝しています。再生環境は Windowsや MacOSが搭載されたパソコンの他に iPhone/iPadや Android端末※1 で手軽にストリーミングを見ることが出来ます。

※1: iPhone, iPad, Android端末で再生するには別売の「SingPlayer Mobile」という専用アプリが必要です。

この便利な Slingboxも自宅で再生時に問題があって、なぜか iPhoneでストリーミング映像を視聴していると途中で止まってしまう事があります。ネット検索したところ同様の問題を抱えている方はいるようですが具体的な解決方法は見当たりませんでした。

そこで問題が無線LAN側なのか iPhone側にあるのか原因を切り分けるためにも無線LANルータを新調することにしました。今回、購入したのは以下の製品です。

[NEC Aterm WR9500N]
http://121ware.com/product/atermstation/product/warpstar/wr9500n-hp/

Wr9500n11
※画像は Amazon.co.jpより引用

<製品仕様>
外形寸法:約35(W)×111(D)×152(H)mm(突起部除く)、質量:約0.3kg、電源:AC100V±10% 50/60Hz、消費電力:17W (最大)、動作環境:温度0~40℃ 湿度10~90%(結露しないこと)

[LAN/WANインタフェース] インタフェース:1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Te(Auto MDI/MDI-X対応)、伝送速度:1000Mbps/100Mbps/10Mbps、全二重/半二重 [無線LANインタフェース] IEEE802.11a, IEEE802.11b, IEEE802.11g, IEEE802.11n [USBインターフェース]
USB2.0 x1(USB BusPower対応)、アンテナ: 2.4GHz:送信2x受信2  5GHz:送信3x受信3
(内蔵アンテナ)

詳細な説明に入る前に「iPhoneでのストリーミング再生の問題」の結論を書いておきます。Aterm WR9500Nを導入することで『無事解決!※2』しました。解決した内容を正確に書くと“再生が途中で途切れる”ことは導入後もあります。ただし、そのままアプリを閉じずに待っていると回復するようになりました。(⇒ 今までは何をやっても回復せず停止状態)

※2: 注意点(免責?)ですが、どんな機器にも“相性”があり、この組み合わせで絶対に大丈夫というものではありません。上手くいった事例のひとつぐらいの気持ちでお読み下さい。

(1)本体サイズ
大きさは「文庫本」を少し大きくしたぐらいです。思わず本棚に並べて置きたくなるような大きさですねw ちなみに重さは約300gです。設置は縦置き・横置きのどちらでも可能です。横置きにすれば液晶テレビの台座横の空きスペースに置くことも出来ますね。

Wr9500n12
※画像は公式ページより引用

デザインは別モデル Aterm WR8750Nと大差ありません。違いといえば Aterm WR9500Nはパネルの一部にカーボン調?をあしらった箇所があり、ちょっとしたハイエンド感の演出があります。デザイン上で気に入っているのは「無線LAN用アンテナ」が突出していないことですね。見た目にもスッキリしていて良いです。(両モデルとも)

本体サイズとは関係ないですが、本体の発する熱はエアコンの掛かっていない部屋で“やや熱い”といった感じです。ADSL時代の無線LANルータに比べたらこの熱さは可愛いモノかとw 、、、とはいえ風通しのいいところへ設置しておいた方が良いと思います。

(2)製品特徴
Aterm WR9500Nの製品特徴のうち、気になった機能を紹介します。

■無線LAN 高速通信(450Mbps)に対応
IEEE802.11nを使った無線通信が 2ストリームから 3ストリームになったことで通信速度は最大 450Mbpsになりました。無線LANルータは頻繁に購入するものではないので、今回は最上位グレードのものを購入しました。少しでも購入価格を抑えたい場合や最大通信速度 300Mbps (2ストリーム)で良ければ「Aterm WR8750N」を購入しても良いと思います。 (比較表)

■TVモード搭載
ストリーミング再生していると映像が途中で途切れたりすることは Slingboxに限らずあると思います。Aterm WR9500Nの TVモードを使えば無線におけるストリーミングの優先制御(QoS)が出来るようになり映像が途切れにくくなります。

その代わり機器が WMM(Wi-Fi Multimedia)に対応している必要があります。Slingboxが WMMに対応しているかは不明です。Slingboxの再生では TVモードをオン/オフして見てもイマイチ違いがわかりませんね。

もしお使いのテレビが WMM対応の「アクトビラ」や「ひかりTV」であれば、この「TVモード」が役に立つかもしれません。

■WAN/LAN全ポートギガビット対応
クライアント機器もだいぶギガビット対応が増えてきました。ギガビット用スイッチングハブを購入予定だった人には設置機器が減るのでコスト的にもスペース的にも嬉しいと思います。(スイッチングハブ部分の仕様は不明ですが、、、)

★次回は Aterm WR9500Nの「使い勝手」や「気になったこと」「まとめ」を記事にしたいと思います。

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