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2013年2月26日 (火)

コンパクトデジカメ用ディフューザ「ピカリピカリ」を使ってみた。

マクロ撮影でカメラに内蔵のフラッシュを使うと被写体が白飛びするので、内蔵フラッシュの使用は“御法度”なところがありますね。

折角カメラにフラッシュが内蔵されているのであれば、補助光として利用しない手はありません。今回、ご紹介する『ピカリピカリ』は内蔵フラッシュを使ってキレイにマクロ撮影することが出来る製品になります。

[ピカリピカリ -- コンパクトデジタルカメラ用ストロボアダプター]
http://www.pikaripikari.com/


Pikari31_2
※画像は公式ページより引用

(1)製品仕様
ピカリピカリを使う際は、コンパクトデジカメとピカリピカリを専用の三脚用ネジで固定します。大きさや形の違うデジカメに対応するため「拡散板」や「減光板」は自由に動く“フレキシブルアーム”に取り付けられています。もし、フラッシュの光が強すぎて被写体が白飛びしてしまう場合には、拡散板や減光板を内蔵フラッシュの位置に被せてフラッシュの光量をコントロールします。

Pikari71_2付属品は以下のようなものです。
・ピカリピカリ本体 x1個
・簡易三脚 x1個
・マクロレンズ x2個

価格は 5,680円(税込)※1 でした。購入時は“プレオープン価格”だったので、今後、価格が変わっている可能性があります。なお、付属品の種類は「セット」によって変わってきます。今回は購入から除外しましたが「背景紙+台」をセットしたものもありました。自分の用途にあったセットを選びましょう。セットの詳細は公式ホームページをご確認ください。

※1: 本体 4,980円+送料 700円 (プレオープン価格)

付属のマクロレンズですが、46mm径のものが使われています。オプション?として同サイズの偏光フィルターや各種フィルター類を持っていればそのまま使えます。表現力を高めるのに役立ちそうです。

(2)使用感
ピカリピカリは「時計や宝石等のアクセサリ」や「フィギュア」等の小物の撮影に向いています。利用シーンは様々ですが、例えば「ブログ用」や「オークション出品時の商品紹介」の画像にピカリピカリを使えば、被写体の見栄えを良くしてくれます。

実際のところ、使いこなすまでに多少の慣れ(試行錯誤)は必要でしたが、5,000円前後で購入できる照明機材と考えると良く出来ている部類に入ると思います (照明機材は高額なモノが多いので、、、)。ピカリピカリは約50g (マクロレンズ含まず)と軽量なので、手持ち撮影も苦になりません。手持ち撮影が出来るので三脚では撮りにくい方向からも気軽に撮ることが出来ます。

マクロ撮影は室内灯を積極的に利用すれば比較的キレイに撮ることができます。ただ、デジカメの機種によるのかも知れませんが、今回撮影に使用した「IXY DIGITAL 2000 IS」では納得のいく画像を得るまでにそれなりの時間がかかりました。例えば、ピカリピカリの減光&遮光板の位置調整はモチロンのこと、カメラ側では ISO感度や露出設定など、設定を変えては撮影を繰り返す必要がありました。

そのため、デジカメ初心者がすぐにキレイな撮影が出来るか?というと難しいかも知れません。せめて ISO感度や露出設定ぐらいは変更できないとツライと思います。(繰り返しますが、デジカメの種類によっては簡単に撮影できるかも知れません)

(3)撮影ノウハウ
■スローシンクロ
Spikari61まず、デジカメ側の設定ですが「スローシンクロ」が用意されている機種は積極的に使った方がいいと思います。どうしてもフラッシュを使った撮影は被写体より後ろの部分が暗くなってしまう傾向にあります。スローシンクロ機能があれば明るさを自動補正してくれるので便利です。

なお、「スローシンクロでも補正しきれない」or「スローシンクロ機能がない」場合は、露出を調整するか、ISO感度を高めに設定するのが良いと思います。

※右画像は「IXY DIGITAL 2000 IS」設定画面のもの

■被写体との距離
撮影ボックスを使っていると特に感じるのですが、ピカリピカリの減光板の位置が悪いと被写体の背景部分に“光量ムラ”が見られます。

また、近距離での撮影は内蔵フラッシュの強い光のため、画面端(内蔵フラッシュの対角線側)で光量落ちが見受けられます。被写体との距離感は経験と工夫がいりますね。

■外部フラッシュとの違い
ピカリピカリ単体では「天井バウンス」のような効果は望めません。撮影ボックスであれば多少の光の跳ね返りは期待できますが、被写体 全体に光が回り込むほどの光量はありません。そのため被写体に立体感を生むような演出は期待できません。

もし、花瓶やフィギュアのように“高さ”があるものは撮影ボックスには入れず、室内灯を当てにして撮影した方がキレイに撮れると思います。 (室内灯+ピカリピカリの 2灯撮影)

■ピカリピカリの取り付け角
ピカリピカリを取り付ける際はフレキシブルアームがフラッシュ部に被らないようにデジカメをセットします。その為にデジカメを“斜め”に取り付けても問題ありません。ベストな取り付け位置を探しましょう。 (説明書にも書いてあります)

Spikari51 ※デジカメを斜めに設置してもOK

(4)撮影例
ピカリピカリを使ってフィギュアをマクロ撮影してみました。
デジカメは「キヤノン IXY DIGITAL 2000 IS」を使用しています。 (ISO200で撮影、画像は比較のためトリミングしたものを使用)

Sa2pikarihikaku1_2

撮影例を見て判りやすいのが「顔の明るさ」ですね。室内灯の方は前髪の影で表情が暗くなっていますが、ピカリピカリの方は表情も明るく目鼻立ちもハッキリしています。あと、髪の毛のグラデーション塗装もキレイに撮影できています。

ピカリピカリ側で少し気になるのは、鎧が赤味を帯びている点ですね。。。もう少し離れて撮れば赤味は抑えられるのですが、今回はちょっと被写体に寄りすぎましたw

あと、よく見比べるとピカリピカリ側で鎧の胸部に「キズ」のような跡が確認できます。これはフィギュアに元々付いていたキズです。なので室内灯側にもキズはあるのですが光の加減で写っていません。フラッシュを使うことで細部(キズ)までクッキリ映し出しますね。

(5)気になったこと
ピカリピカリを使っていて気になった点を紹介したいと思います。

  • 付属マクロレンズ使用時の注意
    ⇒ 特に沈胴式は接触しないように注意すること。
    ⇒ 当然の事ながらマクロレンズを使うと僅かにフォーカス(像)は甘くなります。
  • 周辺光量は落ちやすいのでトリミングを基本に?
    ⇒ 被写体に近付きすぎるとフラッシュの光が極端になります。繰り返しの説明になりますが、「デジカメのフラッシュに近い側は明るく、反対側は暗い」等の状況になりやすいです。その場合は「暗くなった部分は切り捨てる」ぐらいの気持ちでトリミングするのが良いと思います。
  • 三脚ネジの紛失に注意
    ⇒ 付属の三脚ネジは“脱落防止”の機能はありません。三脚ネジを紛失してしまうとピカリピカリが使えません。大事に保管しましょう。次期ピカリピカリでは三脚ネジの脱落防止があればいいですね。

ピカリピカリから脱線しますが、マクロ撮影がメインでなければ、以前に紹介した「フォトラ」も便利です。予算が許せばピカリピカリの良い比較対象になると思います。

(6)まとめ
カメラ関連の製品は数多くありますが『ピカリピカリ』のように、今なお「新しい発想」で「新しい製品」が生まれてくるカメラの文化は面白いです。今後もこういった製品が出て来て欲しいです。

そそ、今のところピカリピカリは amazon.co.jpや楽天市場などのネットショップでは購入できません。お求めの際は公式サイトから購入して下さい。面白い製品なのでもっと販路が広がるといいですね。

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