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2013年4月

2013年4月29日 (月)

USB指紋認証器「バッファロー BSSN02BK」を使ってみた。 (2)

USB指紋認証器「バッファロー BSSN02BK」の続編です。今回は指紋認証器を使う上での「メリット・デメリット」「気になったこと」「まとめ」を紹介したいと思います。

Smixbssn02212crop_3

(4)メリット・デメリット
気軽に使える「指紋認証」ですが、メリット・デメリットも紹介しておきます。

<メリット>

  • Windowsログイン/Webサイト認証時にキー入力不要
  • 高い認証性能
  • 複雑なパスワードを覚える必要がない
    ⇒ パスワードは共通のものを使いがちですが、指紋認証であれば複雑なパスワードをそれぞれのサイトに登録することが出来ます。
  • 電源不要
    ⇒ 必要な電源はUSBバスパワーから得られるので、USB認証器用にACアダプタ等は不要です。

<デメリット>

  • 誤認識はたまにある (指が濡れている場合など)
  • 指紋認証は高セキュリティという訳ではない
    ⇒ 指紋が個人を特定するのに役立つことは刑事ドラマなどでお馴染みですが、その反面「指紋偽造」など指紋を詐称する技術も多くあります。指紋認証器があっても大事なデータは別の認証方式と併用するなど、厳重な管理が必要です。
  • ケガや病気などで認証できない可能性がある
    ⇒ 指のケガ等で認証できなくなる事があります。指10本すべて登録するのは面倒ですが、冗長性を持たせて数本ぐらいは登録することをオススメします。

(5)おまけ
■Protector Suite for Windows
OEM元である AuthenTec社は指紋認証ソフト「True Suite」の他に「Protector Suite」という認証ソフトもリリースしています。

付属ソフトの「True Suite」と何が違うかというと「Protector Suite」の方が多機能ですね。例えば「True Suite」は登録するサイトの認証情報は「ID/パスワード」のみですが、「Protector Suite」は他の情報(チェックボックスの値等)も一緒に保存することが出来ます。また、「ストロングパスワードジェネレータ」を使えば辞書攻撃を受けにくいパスワード文字を生成することが出来ます。

以前は「Protector Suite」のフル機能版を使うにはライセンスが必要だったハズですが、AuthenTec社になってから?フル機能版も無償公開されている様です。

[Protector Suite for Windows]
http://support.authentec.com/Downloads/Windows/ProtectorSuite.aspx

注意点は「Protector Suite」はメーカー(バッファロー社)保証やサポートの対象外となると思います。興味のある方は自己責任の範囲でどうぞ。

(6)気になったこと
■販売終了?
バッファロー直販サイトでも「在庫切れ」状態です。ネットショップを巡回してみても在庫が殆どありません。特にケーブル付きUSB認証器(BSSN01BK)の在庫は壊滅的な状況で、入手は困難を極めています。Eikonはいい製品なので販売を再開して貰いたいですね。会社変更(UPEK社→ AuthenTec社)の影響?

■ノートPCによっては"ツライチ"にならない場合もある
Sbssn02212cropUSB指紋認証器(BSSN02BK)をノートPCに差し込んでみると分かるのですが、USB指紋認証器とノートPCの間に隙間が出来ることがあります。ノートPCの設計に由来する部分なので、USB指紋認証器は悪くないと思います。

手持ちのノートPC(富士通 LOOX U/G90)では“隙間”が残念な感じになっています。隙間(約3mm)がなければ「一体感」も増すのですが、、、

(7)まとめ
昔の指紋認証器と比べたら、認証精度は飛躍的に向上しています。過去、指紋認証器で誤認識されてイヤな思いをした人にも一度試して貰いたいです。

特にこの製品が優秀であることを感じさせるのが“認証失敗”した時です。例えば、指紋認証時に「認証エラー」が出ても、『そういえば認証のさせ方が雑だった』とか『指が濡れていたよね』等、まず人間側のミスを考えます。USB指紋認証器側の問題を疑うのは本当に稀ですね。

惜しむらくは記事内でも触れたように、旧UPEK社のEikonは「品薄(販売終了?)」状態です。早く追加生産をするか新製品を登場させて貰いたいです。今回、ケーブル付きの「BSSN01BK」も購入予定でしたが、入手に失敗。今のままだと『見かけたら買っておけ!』という感じなので、、、どうしたモノかなと

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2013年4月22日 (月)

USB指紋認証器「バッファロー BSSN02BK」を使ってみた。

最近になって型落ちのノートPC(富士通 LOOX)を買いました。持ち運びを考えて「小型ノート」を選択したのですが、かなり小さなキーピッチのため「Windowsログイン」や Webサイトの「認証パスワード」などの入力が面倒に感じるようになりました。

色々調べて見ると「指紋認証」を使えば、小さなキーボードをカチカチ入力しなくても済みそうです。早速、外付けの「USB指紋認証器」を購入してみました。

[USB指紋認証器 直挿しタイプ BSSN02BK]
http://buffalo.jp/products/catalog/supply/peripheral/fingerprint/fingerprint/bssn02/


Bssn0224mix_2
<製品仕様>
対応機種:USB2.0端子を搭載するWindowsパソコン、Mac、対応OS:Windows 7(64/32bit) Mac OS X 10.6.8~10.7.3、インターフェース:USB2.0、本体寸法:W20.6xD28.7xH15.3mm、本体重量:約5g、製品構成:本体, ソフトウェアCD, 取扱説明書

今回、購入した USB指紋認証器(BSSN02BK)は「直挿しタイプ」と呼ばれるものです。パソコンとの接続にケーブル等は不要で、USB指紋認証器を直接パソコンのUSBポートへ差し込みます。

一見「きのこの山」のようなデザインですが、認識精度はノートPC搭載タイプと変わりありません。定価は 6,300円ですが、実勢価格では 3,000~4,000円ぐらいで流通している模様です。

余談ですが、「BSSN02BK」は UPEK社(現AuthenTec社)の「EikonMini」の OEM製品と思われます。UPEK社はパソコン系の指紋認証製品で有名な会社です。Eikonシリーズで培われた優秀な製品(高い認識率)をそのまま利用することが出来るのはいいですね。

(1)製品仕様
■大きさ・重さ
大きさは W20.6×D28.7×H15.3mmです。成人男性の親指の先ぐらいの大きさです。重さは約5gと軽量です。(きのこの山は 1本 約4gなのでいい勝負w) 軽量・コンパクトな製品なので持ち運びに不自由することはありません。ただし、指紋認証部ははみ出しているので、ノートPCをカバンやケースへ収納する際は外しておく方が安全です。

■対応OS
Bssn01_1cropBSSN02BKの対応OSは Windows 7と Mac OS Xです。まだまだ利用者が多いと思われる「Windows XP」には非対応なのでご注意ください。Windows XPで指紋認証を使いたい場合は別製品の「BSSN01 (右画像)」をお買い求めください。(ただし、BSSN01は壊滅的な品薄状態 2013年4月現在)

あと、公式ページに記載はありませんが「Windows 8」にも対応しています。購入した製品の箱に「Windows 8対応」のシールが貼られていました。また、当方の環境 (富士通 LOOX U/G90 +  Windows 8 + BSSN02BK)で動作は確認できました。 (動作を保証するものではありませんが、、、)

(2)事前準備
BSSN02BKの導入は至って簡単です。大まかに「ソフトウェアのインストール」→「指紋登録」→「認証サイト登録」の3ステップで準備完了です。

■ソフトウェアのインストール
認証機能を使うには「True Suite」という付属ソフトをインストールします。USB指紋認証器(BSSN02BK)を機能させる為のドライバは不要でした。

■指紋の登録
認証部に「指を押し当てる」のではなく「指をスライド」して登録を行います。画面の指示に従って登録していきます。

■QuickLaunchの登録
amazon.co.jpや楽天市場など、サイトへ認証ログインを必要とするサイトへ指紋認証を使って代替ログインすることが出来ます。サイトの代替ログインは 27サイト (指9本 x 最大3箇所 = 27サイト)可能になっています。補足しておくと「指の登録は10本」できますが、うち指1本は「システム」で利用するため登録できないようになっています。

Bssn0225_2
※画像は公式ページより引用

他には、利用頻度の高いアプリケーション(ブラウザ等)を起動させる“ランチャー”として使うことも出来ます。Windowsメニューをたどったり、デスクトップに溢れかえったアイコンから目的のアプリケーションを探すより簡単に素早くアプリケーションを起動できます。

(3)使い勝手
「指紋認証」を使う上で難しいことは何もありません。ブラウザで「指紋登録済みサイト」を開けばダイアログが表示されるので、キーボードの代わりに指紋認証部に指をスライドさせるだけです。Windowsログインとの連携も自動的に行われます。

Bssn0226
※画像は公式ページより引用

ちなみに“True Suite”をインストールすると、デスクトップ上に「keep Safe」というフォルダが作成されます。この「keep Safe」はフォルダを開く前に指紋認証が必要なフォルダになります。用途としては 「家計簿」のような人に見られたくないファイルの置き場所に適しています。

製品は小型なのでノートPCで作業をしていてもジャマになりにくいです。BSSN02BKは使い勝手のいい製品ですね。

★次回はUSB指紋認証器「BSSN02BK」の「気になったこと」「まとめ」を紹介したいと思います。

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Bssn0211_2 ※富士通LOOX U/G90との組み合わせ (右手の親指で認証)

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