TV映像転送システム「イーフロンティア Slingbox 350」を使ってみた。 (2)
前回は Slingbox 350の仕様について記事にしました。今回はお待ちかね?の「画質」についてです。
(3)画質比較
新モデルの Slingbox 350は 1080pのフルHDに対応した訳ですが、元ソース(HDDプレーヤー等)が 1080pに対応していなければ意味はないハズです。しかし、スカパー!プレミアムサービス(1440x1080)のように 1080p (1920x1080)ではないソースであっても、画質を比較してみるとSlingbox 350の方が精細に描画しているのが分かります。 ※1
※1: | 機器側で 1440x1080 → 1920x1080へアップスキャンしている可能性もあります。 |
画像比較に使った機器はスカパー!プレミアムサービス用チューナー「TZ-WR320P」です。
■画像比較(1)
プレーヤー | Slingbox 350 | Slingbox PRO-HD |
ブラウザ: | ![]() |
![]() |
iPhone 5: | ![]() |
![]() |
■画像比較(2)
プレーヤー | Slingbox 350 | Slingbox PRO-HD |
ブラウザ: | ![]() |
![]() |
上の「録画一覧」や番組表のように静止画で比較すると違いは明確です。特に画数の多い漢字では顕著で、Slingbox 350の精細さがわかります。ま、スポーツ中継のような常に画面に動きがある番組では新旧モデルで差を感じにくいかも知れません。そのため前モデルを持っているユーザが買い換える必要があるかというと微妙なところですね。
(4)対応機器/プレーヤー
手元にある機器で Slingboxの接続状況を確認してみました。2013/06/30現在
製品名 | Slingbox 350 | Slingbox PRO-HD |
SlingPlayer ブラウザプラグイン (Windows/Mac) | ◎ | ◎ |
SlingPlayer for Windows (旧専用アプリ) | × | ○ |
SlingPlayer for Mobile (iPhone/iPad/Android) | ◎ | ◎ |
WD TV Live | ○ | ○ |
Windowsからの視聴方法が「ブラウザのみ」となってしまったのは残念です。ま、もともと「専用アプリ」は未サポートでしたが、、、
意外?だったのは、WD TV Liveが結構はやい時期に「Slingbox 350/500」に対応していました。WD TV Liveを使っていて少し気になるのが、ソース側の解像度によって画面の書き換えがおかしい時があります。Slingbox PRO-HDでは事象は出ていないので、Slingbox 350との組み合わせによるものと思われます。
★次回は Slingbox 350の「Tips」や「気になったこと」「まとめ」を紹介したいと思います。
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