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2013年12月31日 (火)

密閉型インナーイヤーレシーバー「XBA-H3」を使ってみた。

2013年10月、ソニーから新しいインナーイヤー型イヤフォン『XBA-H3』が発売されました。このイヤフォンの特徴は「ダイナミック型とバランスド・アーマチュア(BA)型 x2 の 3ウェイ構成」と、正道を行く?ソニーにしてはかなりイロモノ感がありますw

XBA-H3は「ただのイロモノなのか?」それとも「パフォーマンスの高い製品なのか?」興味が湧いたので購入してみることにしました。

[密閉型インナーイヤーレシーバー XBA-H3]
http://www.sony.jp/headphone/products/XBA-H3/

Xbah311_2
<製品仕様>
型式:密閉ハイブリッド、ドライバーユニット:ハイブリッド 3ウェイ (16 mm ダイナミック + 2基 バランスド・アーマチュア)、感度:107dB/mW、再生周波数帯域:3Hz-40,000Hz、インピーダンス:40 ohm(1kHz)、最大入力:100mW *2、コード長:1.2m、コードタイプ:接続コード(1.2m)/スマートフォン対応マイク/リモコン付きオーディオコード(1.2m)、質量:約10g

実は発売日には入手していたのですが、記事にする時間がありませんでした(言い訳)。かなり後発のレビューですが、XBA-H3をご存じの方も復習をかねて、製品特徴からお付合いください。

<製品特徴>
・ダイナミック型と BA型を混在した『HDハイブリッド3ウェイドライバーユニット』
・ダイナミック・ドライバーに『液晶ポリマーフィルム振動板』を使用
・ソニー認定『ハイレゾ・オーディオ対応』イヤフォン

特に「液晶ポリマーフィルム」の採用は、MDR-EX1000、MDR-1RBTとも好感触だったので期待がかかります。

(1)仕様・その他
製品仕様から気になった部分を抜粋して紹介します。

■再生周波数帯域
XBA-H3の再生周波数帯域は 3Hz-40kHzとかなり広い帯域をもっています。参考までにEXモニターシリーズ最高位モデル「MDR-EX1000」では 3Hz-30kHzだったので、数値上の性能では上回っています。

ま、感覚で判断することの多い音楽製品を数値(再生周波数帯域)で比較するのは、抵抗はありますが、製品を比較する「目安」と捉えれば良いかと思います。

ちなみに、ソニーでは 40kHz以上の再生周波数帯を持った製品で、社内試験にパスしたものは「Hi-Res Audio」対応機器として認定されています。 (XBA-H3はハイレゾ対応製品)

■ドライバーユニット部は大きい
Xbah3121ドライバーユニットのハウジング部は“大きめ”と言われる MDR-EX1000よりもさらに大きいです。 (画像:左側 MDR-EX1000、右側 XBA-H3)

ダイナミック型と BA型を両方搭載しているので、サイズが大きくなることは想像していましたが、、、(^^;;; 幸い?鏡に映った自分の姿(耳)を見てみても、それほど異物感や違和感はありません。

ドライバユニット部(片耳)の実測値は 36mm x 13mm(突起部、イヤーピース込)で、重さは 5gと大きさの割に軽いです。MDR-EX1000が片耳 4gだったので、BA型 x2基追加で 1g増で抑えているのは見事です。

■ケーブルは交換式
ドライバーユニットとケーブルを接続する端子は Shureなどで採用されている「MMCXコネクタ」になりました。MDR-EXシリーズは独自路線でソニー製しか選べませんでしたが、サードパーティ製と交換(リケーブル)する愉しみも出来ます。ただし、MMCX完全互換ではないので、他社製ケーブルを購入する際は注意が必要なようです。※1

※1: MMCX採用イヤフォンでリケーブルを楽しむ -- AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/20131024_619768.html

MDR-EX1000で断線を何度も経験しているので、ケーブル交換式かどうかはイヤフォン購入の判断材料になっています。交換式であれば、修理期間中に使えなくなることもありません。

(2)使用感
使用中に感じた印象などを紹介します。

■着け心地は軽い
大きさも重さもあり、耳に装着したら違和感があると思っていましたが、耳とドライバー部分の支え方がいいのか不思議な軽さがありますね。もっともイヤフォン自体の重さが無くなった訳ではないので、音楽プレーヤー付属のイヤフォンから乗り換えた人には、重さを感じるかも知れません。

イヤフォンを付けた状態で歩いてみてもズレる感じもありません。また、「セレーションコード」を採用しており、ケーブルが衣服と擦れた時の音などは伝わりにくくなっています。

Xbah3141

■イヤーハンガーは耳障りがソフトになった
耳にあたる部分がシリコン?ゴム?の様な柔らかい素材となっています。当たりがソフトになったような気がします。(MDR-EX1000比)

■音の印象
音の印象は『硬軟自在』といった感じですね。以前のソニー製の BA型はまだ熟成していなかったのか?音に“堅さ”や“芯”のようなものがありました。新モデルの XBA-H3は BA型らしいシャープな描写をしつつ、“しなやかさ”を感じるようになりました。

もしかしたら、BA型ユニットの振動板が鉄→アルミに変わったことが功を奏しているのかも知れません。細やかなブラッシュアップの積み重ねを感じます。

※「音質」の記事はこちら

■遮音性
MDR-EX1000と比較して、少しマシになった程度です。電車内で音楽を聴いていても、周りの音は耳に入ってきますね。ま、遮音性を上げると閉塞感に繋がることもあり、適度にイヤホン周辺の空気や音がある方が心地よい場合もあります。遮音性重視の方は試聴をオススメします。あと、言わずもがなシリコンフォームイヤーピースの方が遮音性は高いです。

■音漏れ
音楽プレーヤー側でシッカリ音を出していても、音漏れは少なめだと思います。元々、インナーイヤー型は音漏れ防止には強いですが、公共の場では自分の耳の為にも少しボリュームは絞った方がいいでしょう。 (⇒ それでも充分 聴き取れます)

(3)付属品関連
■付属コード 2本
再生/停止をコントロールできる「スマートフォン用リモコン・マイク付きコード」も付属しています。短めのケーブルはなく、その代わり?「ケーブル巻き」が付いています。個人的にはスマートフォンの操作はしないので、ショートケーブルを付属してくれる方が良かったですね。(or別売希望)

■専用ポーチは使いやすい形になった。
Xbah3131_3 隠れた魅力に「専用ポーチ」がソニーの別製品(MDR-EX1000等)に比べ使いやすくなりました。ポーチは内側に“ポケット”が2つあり、イヤーヘッド部分とコード部分をわけて収納することが出来ます。混雑した駅ホームなどでも場所を取らず、収納・取出もでき便利です。ポーチ自体の見栄えは高級感こそありませんが、実質本位で好感が持てます。

★次回は密閉型インナーイヤーレシーバー XBA-H3の「音質」や「まとめ」を記事にしたいと思います。

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