ロジクール マラソン マウス「M705t」を使ってみた。
仕事先では「Microsoft Natural Wireless Laser Mouse 6000」というマウスを使っていたのですが、Windows XPのサポート期間終了を受けて、端末ごと Windows 7への移行を余儀なくされました。
マウスはそのまま使うつもりでしたが、一部アプリケーションでホイールスクロールの動作に問題のあるものが出てきました。アプリ側で何とか対処できないか調査してみたのですが、解決には至らず、、、仕事にも支障をきたすのでマウスを新調することにしました。
新たに購入したマウスは『ロジクール マラソン マウス M705t』です。ちなみに購入から約5ヶ月ほど経っており、経過による使用感なども紹介したいと思います。
[Logicool Marathon Mouse M705t] http://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/marathon-mouse-m705t ![]() <製品仕様> 製品名:ロジクール マラソン マウス M705t、品番:910-003953、JANコード:4943765038849、発売日:2013年8月2日、保証期間:3年間、マウス本体サイズ(横x奥行x高さ):70mm x 109mm x 40mm、マウス重量(含む電池):135g、カラー:ブラック、センサー方式:不可視レーザー、解像度:1000dpi、総ボタン数:8個、使用電池:単三形乾電池x2本、電池寿命:最大3年、操作距離:約10m、無線方式:アドバンス2.4GHzワイヤレステクノロジー(Unifying対応)、対応OS:Windows XP / Windows Vista / Windows 7 / Windows 8もしくはそれ以降、Mac OS X 10.5以降、接続I/F:USB |
■製品特徴
・ミドルサイズのマウス
・ワイヤレスマウス (Unifying対応)
・左右非対称デザイン
・8ボタンマウス
・高速スクロール対応
・電池無交換でも最大3年間のロングライフ
(1)大きさ・重さ
M705tの大きさは大人の手にシッカリ馴染むミドルサイズのマウスです。一般的なデスクトップPCに付属しているマウスと同じくらいの大きさなので、「付属マウスからの買い替え」や「より快適に使えるマウス」をお探しの方にオススメです。
重さは 135g (電池含む)です。以前使っていた WLM6000は 171gと重量級だったので、持ち替えてみると軽く感じます。ケーブル付きのマウスと比較すると 135gでも重いですが、重みのあるマウスは細かな作業の時に手元がブレないので悪い面ばかりでもありません。
(2)使い勝手
■握りやすさ
M705tは自然な感じで握ることが出来るマウスですね。例えば、指の先に左右ボタンがあるのはモチロンですが、ホイールもサイドボタンも指に無理のない自然な位置にあります。デザインも左右非対称なので、手に馴染む感じがします。
■クリック感
左右ボタンの感触は軽めの部類だと思います。感覚的には「カチカチ」というより「ペチペチ」と言った感じです。以前のマウスは「カチカチ系」だったので、当初は違和感を覚えましたが、数日で慣れました。クリックが軽いので、ダブルクリックがラクですね。
■サイドボタン
マウス選びで外せないのが「サイドボタン」です。サイドボタンは色々な機能を割り当てることが出来ます。個人的にブラウザの“進む”と“戻る”を割り当てていますが、これがとても便利です。たぶん次にマウスを買う時もサイドボタン付を買う自信がありますw
クリック感はいかにも“ボタン”で、左右ボタンのような軽い感じはありません。あと、サイドボタンの下の方にも、機能割り当て可能なボタンがもう一つあります。
■レシーバM705tのレシーバ(受信部)はとても小型です。大きさはUSB端子の先端ほどしかありません。あと、ロジクール製品ではお馴染みの Unifying対応です。マウス底面のバッテリーカバーを開けるとレシーバを収納できるのも良いですね~
WLM6000ではマウスがもう一台置けそうなぐらい大柄なレシーバだったので、M705tに変えてから机の上がスッキリしました。
(3)バッテリー持ち (電池寿命)
“マラソン マウス”と製品名にもあるように、とにかくバッテリー持ちがいいです。バッテリー残量はマウスの設定メニューから確認できます。たまに見ても残量はほとんど減っていません。
★実際、どの程度の使用でバッテリーが減っていくのか、簡単ですが調査してみました。
<計測方法> |
クリック数も移動距離も、日によって大きく違いますが、平均するとこんな感じです。思ったより少ないですね~ この環境で約5か月間使った状態が下の表になります。
時期 | 測定日 | 残容量(日数) | 残容量(%) |
購入時 | 2014/2/17 | 1091日 | 100% |
158日経過 | 2014/7/25 | 987日 | 95% |
365日経過 | 2015/2/17 | 794日 | 70% |
※購入から一年経過したので表を更新しました。
ロジクールの想定では残り794日 (購入から約3年2か月後→2017/4/21頃)まで使用可能な模様。
ロジクールの想定と実際のバッテリー残量に乖離はありますが、環境によって差は出てくるものと思います。
・M705tは会社に置きっぱなしで、休日は使用していない
・ロジクールの想定よりマウスの使用頻度が低い
今のペースで行けば最大3年の使用も出来そうです。以前のワイヤレスマウスが同じ単三電池 2本構成で、約6ヶ月のライフだったので、この結果には満足しています。
(4)気になったこと
細かい点ですが、使っていて気になったことを書いておきます。
- 無操作からの復帰にタイムラグがある
無操作の時間があると、カーソルを動かしてもワンテンポ“間”がありますね。ワイヤレスマウスの宿命みたいなものですが、WLM6000ではほとんどラグはなかったので、この部分だけが残念です。メーカーはレスポンスより電池寿命を選んだのだと思います。 - 左右非対称デザイン
右利きを想定したマウスなので、左利きの人は使いづらいと思います。
(5)まとめ
記事の中で紹介しきれませんでしたが、ロジクール製マウスも「3年間の長期保証」です。レシートや保証書など、購入したことを証明できるものを大切に保管しておきましょう。
マウスを酷使してすぐ壊してしまうヘビーユースの方は特にw
過去のワイヤレスマウスと比べても格段に電池寿命も延びています。たぶん電池交換する前にボタンかホイールが先にダメになる気がします。M705tとは長いお付合いになりそうです。
M705tを購入して仕事もしやすくなりました。とても快適です!
しかし、イヤな仕事が愉しくなる効果はありませんでした。。。当たり前かw