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2014年10月

2014年10月31日 (金)

ドリンク冷温器「MOBICOOL D03AC/DC」を使ってみた。

仕事やドラマ鑑賞が終わった後、缶ジュースの飲み残しを飲んだら「残念な温度」になっていたことはありませんか?私はありますw ...かと言って、作業の途中で飲み残しを冷蔵庫へ持って行くのも、集中力が切れてしまいそうです。冷蔵庫へ持って行くタイミングって難しいです。

そこで卓上で飲み物を温めたり・冷やしたり出来る製品(冷温器)を探してみることにしました。

今回、以下の条件で冷温器を探してみました。
・飲み物を加熱・冷却の両方が出来るもの
・机の上におけるサイズのもの (温冷蔵庫は除く)
・実用的な性能を兼ね備えているもの (後述)

これらの条件を満たす製品としてこの製品を買ってみました。

[MOBICOOL D03AC/DC]
Mobicoold031

この製品にした理由は、ネット上の評判が良く、「価格は高いが確実に加熱・冷却してくれる」というレビューが多かったので購入してみました。MOBICOOLの実勢価格は 6,500円ほどで、安価な冷温器が 1,000-2,000円で販売されていることを考えると確かに高いです。

(1)大きさ・重さ
本体は想像していたより大きめでした。設置場所にペットボトル2本分ぐらいのスペースが必要です。重さを量ってみたところ 580g(実測)でした。重さのお陰か 500mlペットボトルを立てても不安定な感じはありません。

あと、付属品にアルミ製タンブラーが1個ついてきます。タンブラーの重さは約110gで、内容量は約320ml(実測)でした。

(2)使用感
Mobicoold032MOBICOOLの使い方はとても簡単です。ボタンもCOLD/HEAT/OFFの3つしかありませんw 缶やペットボトルをセットして冷やすor温めるのボタンを押すだけです。

肝心の加熱・冷却性能ですが、ネットの評判どおり満足の行く性能でした。実用性は十分にあると思います。価格より加熱・冷却性能を重視する人には MOBICOOLはオススメです。

マイナス面も書いておくと、適温を保つ「保温・保冷」が出来ないので、点けっぱなしにすると適温を過ぎることがありました。使う際は『適温になったら冷温器を停止する』ぐらいの気持ちでいた方がいいと思います。

■ビールを冷やす
ネットを調べたところ、冷蔵庫で缶ビールを飲み頃の温度(5~8℃)になるまで冷やすと、約4~5時間かかるそうです。MOBICOOLを使えば 1時間ぐらいで飲み頃になるので『取り急ぎ 1本は飲める状態にしたい!』といったシチュエーションには良いかも知れません。ま、最大1本しか冷やせないので、パーティ(多人数)用途には向きませんが、、、

■ホルダーの大きさ
この製品、確実な加熱・冷却をするためか? ボトルとホルダーの間に隙間は殆どありません。MOBICOOLのホルダー寸法は約68.4mmでした。350ml缶(外径:約66mm)、500mlペットボトル(外径:約67mm)なので、ジャストなサイズで作られています。イレギュラーな形のボトルや、500mlを超えるボトルは入りません。

ちなみに炭酸飲料の場合、500mlペットボトルでもホルダーに入らないことがあります。その場合、一度キャップを開けて、内圧を下げてやればホルダーに入るものもありました。物理的に無理なボトルは、中身を付属のタンブラーへ移し替えるしかありませんね。

■シガーソケット対応
MOBICOOLは家庭用コンセント(ACアダプタ)の他に、車載できるようにシガーソケット形状の給電ケーブルが付属しています。

長距離/長時間 車を運転していると飲み頃を過ぎてしまうことがあります。旅のお供に持って行くと便利かも知れません。

(3)加熱・冷却性能
簡単ですが、MOBICOOLの加熱・冷却性能を調べてみました。
測定装置は自作の上、温度センサーの精度も良くないので、結果は“目安”と思って下さい。

<実験内容>
アルミ缶に入れた水(約18℃)を加熱or冷却して温度変化を確認します。
「加熱・冷却とで室温が違う」「室温が安定していない」のはご愛嬌 (^^;

<機材>
・アルミ缶
・水 (350ml)
・MOBICOOL D03AC/DC (冷温器)
・Windows PC + Arduino

Hot_3Cold_3

<考察>
飲み物によって適温は違いますが、自動販売機の設定温度を参考にしました。コールドで5℃前後、ホットで55℃前後に設定されている模様です※1。 実験結果に照らし合わせてみると、“飲み頃”の温度になるのは、温冷とも60~80分後でした。

※1: 一般社団法人 日本自動販売機工業会 -- よくある質問 【機能・構造】
http://www.jvma.or.jp/information/qa_04.html

グラフは180分後で切れてますが、冷却は6時間後に -2℃まで下がりました。加熱の方も6時間ほど経過させて見ましたが、50℃以上になることはありませんでした。

実験では水道水を使いましたが、実際の飲料では色々な成分が入っているので、実験結果と異なる可能性大です。あと、500mlだと適温までもう少し時間が掛かると思います(未検証)。

(4)気になったこと

  • 動作音
    MOBICOOLは動作音がします。ファンが回っている音なのですが、割と喧しいです。。。静かなオフィスでは使用を躊躇うほどです。静かに使いたい人には向かないと思います。
  • 長時間の使用には不向き
    冷蔵庫のように 24h/365日、フルに動かす製品ではありません。連続稼働させていると、ファンが壊れると思います。(壊れました)

    メーカー保証は期待していなかったので、壊れたファンは自分で交換しました。 元から入っていたファンは「D60SH-12A(YATE LOON ELECTRONICS製)」でした。D60SH-12Aは DC12V/0.5A/3600rpmと、PCパーツでは見かけないファンだったので、スペックの近そうな日本製ファンで代替しました。
  • 保温・保冷が出来ない?
    上述の通り、温度調整の機能がないので、冷温器の性能限界まで加熱・冷却しますw “飲み頃”を過ぎてしまうこともあるので、チビチビ飲む人は注意が必要です。
  • 付属のタンブラー (マグカップ)
    小柄で内容量も少ないので、グイグイ飲むとあっという間にカラに、、、ガブ飲み派には正直モノ足りないw あと、開口部(飲み口)が小さいので、グラス用スポンジを使わないと洗いにくいです。
  • 底に水が溜まる
    缶やペットボトルを冷やすと表面に水蒸気が付きます。この水蒸気がMOBICOOLのホルダー底に溜まります。汚れの原因にもなるので、使用後は排水しておきましょう。
  • アイスクリームは溶ける
    冷却の限界が -2℃なので、保冷目的でアイスクリームを入れたら溶けます。これは実体験からw

(5)まとめ
卓上型の冷温器は生活必需品と言う訳ではありませんが、適温になった飲み物を口にする度に『買って良かった~』と思える製品です。温冷の切り替えも可能なので、オールシーズン使えます。そう考えると、元を取るのも早いかも知れません。

この記事が冷温器購入で迷っている人の参考になれば幸いです。

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